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地盤調査をおこたると、とんでもなく損をするかもしれません

2016.01.05

地盤調査はお済みですか?

前回のコラムでもお伝えしましたように、太陽光発電などの再生可能エネルギー事業に関して「実際に稼働していないと、よいよ設備認定を取り消しますよ」という国の方針が示されました。
この方針の影響もあってか、当協会にも「早急に稼働させたい」「設置業者を紹介してほしい」といったお声が増えたように感じます。

急いで設備を設置・稼働させたい、という焦りから、ついおろそかになってしまうこともあると思います。
ですが、決しておこたってはいうけないとされているのが、地盤調査です。

地盤調査は、なぜ重要と言われているのでしょうか。

地盤調査の重要性

なぜ、地盤調査が必要なのでしょうか。
結論から言うと、地盤調査を行わなければ、適切な基礎(架台)を選ぶことが出来ないためです。

これは、どういう理由なのでしょうか。

まず、基礎と架台、太陽光パネルの関係についてご説明します。
通常、太陽光発電設備を上から見ていくと、次のような順番になっています。

太陽光パネル→架台→基礎

つまり太陽光パネルは架台の上に、架台は基礎の上に設置されています。

では、基礎は何に設置されているのでしょうか。
そう、地盤です。

太陽光発電を行おうと考える事業主のほとんどは、その後20年は運用を行うことを視野に入れていると思われます。
20年と簡単にいってもイメージがしにくいと思いますが、ご自分の年齢に20を足してみてください。
それなりの年月だという事が感じられると思います。

この長い間、基礎や架台は太陽光パネルを支え続けることになります。
そしてその基礎や架台を支えているのは、ほかでもない地盤なわけですから、地盤の状態を把握しておくことが大切だということがなんとなくお分かりいただけるかと思います。

地盤に合わせた基礎工事を!

基礎には、その強さ順に、主に次の4つの種類があります。

(1)コンクリート基礎
(2)コンクリート置き基礎
(3)スクリュー杭
(4)単管杭打ち基礎
※それぞれの基礎の特徴については今後ご紹介する機会を設けたいと思います。

基礎の強度を確認する際には、主に引き抜き強度試験を行います。
引き抜き強度試験とは、読んで字のごとく、引き抜きに対する強度を測るもので、簡単にいうと"抜けにくさ"をチェックするテストです。

ですが20年間使用することを考えると、パネルなどの重みによって徐々に沈下してしまう可能性も捨てきれません。
つまり、引き抜きだけではなく沈下に対する強度も重要となります。

これらの強度に関係するのが地盤の強さとされているのです。

どの基礎を選べばよいのか

では、始めから強度の高いコンクリート基礎にしてしまえばよさそうなものですが、なぜそうもいかないかというと、価格の問題があるためです。
厳密にはいいきれませんが、強度と価格は比例していると考えていただくと分かりやすいと思います。

ただし、基礎は「これが優れている」と簡単に結論づけられるものではありません。
重要なのは、地盤に対して適正かどうかで判断するということです。
つまり仮にあまり強くない地盤であったとしても、強い基礎を作れば良いわけです。

つまり地盤調査を行うことで、価格と基礎の強度とのバランスをみながら適切な基礎を選ぶことが出来るわけです。

では、地盤調査を行わなければどうなるか

さてでは、地盤調査行わなければ、いったいどうなるのでしょうか。

この場合、地盤の状態が分からないまま基礎を選ぶことになりますから、正しい基礎を選べていない可能性が出てきます。

そうなると、先程述べたような「沈み込み」や「引き抜き」の強度に不安が生じます。
結果的に「倒れる」「吹き飛ぶ」といった事態に見舞われる可能性が高くなるのです。

また、すぐには被害が出なくても、時間と共にじわじわと基礎が沈み込み、パネルが湾曲するといった事象も報告されています。

これでは、発電効率は下がりますし、設備全体が機能しなくなる可能性もあります。
最悪、台風などの突風で吹き飛ぶなどして近隣の住人や建物に被害が出ないとも言い切れません。

つまり、どんなに初期費用を抑えられたとしても、結果的にとんでもない損害に至る可能性があるのです。

信頼できる業者に依頼する

こういったことを避けるために地盤調査を行うことは非常に大切なのですが、中には地盤調査の重要性を故意に伝えなかったり、そもそも知識不足から軽視しているという業者があります。

このような業者に施工を依頼してしまうと、安価で提案しやすい「単管杭打ち基礎」を楽観的にすすめてきます。
ですが、「実はその土地の地盤が弱かった」と後からわかったところで、手遅れとなってしまうでしょう。

だからこそ、慎重になっていただきたいのが業者の選定なのです。

優良な業者であれば「地盤調査は必須」という条件を設けている場合もあります。
事業主や近隣に対して責任をもって仕事を行ってくれる業者を選ぶようにしましょう。

地盤が弱すぎる場合は?

通常、地盤が弱すぎる場合、優良な設置業者であれば「この土地での設置は見送りましょう」と適切な提案をしてくれます。

ただし、どうしてもこの土地に設置したいという場合もあるかと思います。
そういった場合は、「地盤改良」を行うという方法があります。

それなりの費用がかかりますので、この工事を行ってまで発電所を作りたいということは稀なケースではありますが、地盤改良を行うことで太陽光発電設備の導入が叶う事がありますので、詳しくはお問い合わせください。

地盤調査を行っている設置業者についてのご相談もお気軽に

日本住宅工事管理協会では、これまで数多くの太陽光発電設備設置のお手伝いをしてきました。
中には、ご相談当初は「安価な単管杭打ち基礎がよい。地盤調査は不要」という方もいましたが、地盤調査の重要性を説明差し上げたところご理解していただき、結果的に一部単管杭打ち基礎では耐えられない弱い地盤があるということが判明した事もあります。

2015年には、観測史上最大ともいわれた大型台風が日本列島を襲い、太陽光発電所が倒壊している画像などをご覧になった方も多いと思います。
政府の方針を受けて、焦る気持ちは充分お察ししますが、まずは安全性の確保を忘れないようにしたいものです。

すでに設置業者を決められている方は、ぜひ地盤調査についてご確認されてみてください。

現在依頼中の業者に不安のある方はもちろん、現時点で設置業者をどこにするか検討中の方は、当協会へお気軽にご相談ください。
地盤調査を行っている、当協会の会員企業をご紹介させて頂くことも可能です。
日本住宅工事管理協会は第三者機関ですので、無理なご提案やご紹介は行っておりませんのでご安心いただければと思います。

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