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「kW単価」とは?太陽光発電の導入費用を抑えるための注意点

2019.11.07費用・税制
kW単価利回り導入費費用加算

日本のみならず、世界的に省エネルギーへの意識が高まっており、太陽光発電設備の導入数が増えています。これから導入をお考えの方も多いのではないでしょうか。

太陽光発電に関連する指標の中に、「kW単価」というものがあります。
この指標について知っておくことは、太陽光発電の購入をお考えの方にとって有益になります。
この記事では、kW単価とはどういうものなのかという事と、今後太陽光発電の購入を検討している方が知っておきたい注意点についてご紹介します。

kW単価を知ると太陽光発電の比較が可能に

kW単価とは?

kW単価とは、「1kW発電させるのに必要な費用」のことです。
「システム単価」「設備単価」という呼ばれ方をすることもあります。

太陽光発電は、「設置場所」「メーカー」「必要部材」「施工方法」などが発電所ごとにバラバラです。 ですから、「全部で●●万円です!」と言われても、それが安いのか高いのか検討することは難しいのです。

そこで、
「○○kW発電する発電所を●●円でつくる」=「1kWあたり▲万円」
と、業界統一した値(円/kW)を用いるようになったのです。

太陽光発電kW単価の相場

kW単価は、2019年の平均では、10kW以上の事業用太陽光発電システムでは 15万~17万円/kW 住宅用太陽光発電の新築案件では22~26万円/kWでした。この数字は平均で、kW単価はメーカーや容量によって変わってきますので、参考としてお考え下さい。

経済産業省|調達価格等算定委員会の資料より

kW単価を知って、どう役立てればよいのか

実際にkW単価で表された値に対しどのような解釈をし、数値をどのように役立てればよいのでしょうか。

太陽光発電の業者は一般に、太陽光発電設備を導入するための総額を示してくれます。通常、設備費用や工事費、諸費用も含まれています。
1kWあたりの単価が分かれば、相場からかけ離れていないかが分かりますし、太陽光発電の「価値」が比較しやすいというメリットがあります。

見積もりで見るkW単価

kW単価を知っておくと、見積もりを比較する時に便利です。
例えば、下記の二社ではどちらの太陽光発電システムがお買い得か、という事をイメージ出来ます。

・業者A システム価格1280万円 容量40kW kW単価32万円/kW
・業者B システム価格1050万円 容量30kW kW単価35万円/kW

何となく、B社のシステムが安くお得に思えますが、kW単価でみればA社のほうが低いです。

つまり、A社のシステムの方がお買い得という事になります。
kW単価を把握していれば、太陽光発電システムのコスパが比較がしやすくなるのです。

kW単価を確認するようにしましょう

kW単価という値は、業者選びにおいて役立つものだということがお分かりいただけたかと思います。
太陽光発電を購入しようとお考えの方は、まずはkW単価を確認してみてください。

kW単価の金額だけで考えると思わぬトラブルに?

kW単価によって、業者間のコストパフォーマンスの比較がしやすくなるという話をさせていただきました。しかし、kW単価だけにとらわれてしまうと、思わぬトラブルにつながってしまうかもしれません。
なぜなら、多くの信頼できる業者がある一方で、kW単価の見せ方を利用してコストカットや料金の追加を行う業者が散見されるからです。

kW単価にまつわるトラブルは、大きく分けて以下の2パターンです。

1.「後から設備を追加される」パターン
2.「見えないところでコストカットされてしまう」パターン

1.後から設備を追加される

見積もりの際に、kW単価が適正より大きく離れていれば、注意が必要です。
安すぎる見積もりをよく調べると、必要な部材や諸経費を省いていたり、改正FIT法によって設置が義務付けられているフェンスや遠隔監視システムなどを費用に入れていなかったり、というケースがあります。

【kW単価に含まれず、後から加算されやすい代表的な費用】
・遠隔監視システム代
・フェンス代
・諸経費
・土地の登記費用
・負担金
・消費税

これらの中には、必須経費となるものもありますから、後から必ず加算されてしまいます。
すると結果的に、初期のkW単価とはかけ離れてしまうことになるのです。

見積もりを見て、「あれ?最初より高くない?」と感じた場合、改めてkW単価を確認するようにしましょう。

2.見えないところでコストカットされてしまう

たちが悪いのがこのケースです。

1のパターンは、最終的に見積もりの金額が上がるので、未然にトラブルを回避することもできます。
しかし2のパターンは「見積もり上のkW単価はそのままで、見えない部分のコストカットを行う」ため、発見が難しいのです。

「見えない部分のコストカット」のカラクリはこうです。

例えば、見積もりの項目上ではどの業者も「ケーブル」「架台」としか記載しませんが、この表記からはケーブルの太さや杭の間隔までは分かりません。
そこで、細いケーブルを採用したり、杭の本数を減らしたりしてコストカットをはかるわけです。

ケーブルの太さは発電量、つまり売電収入に大きな影響を及ぼします。そして杭の本数(間隔)は太陽光パネルの強度に影響しますから、本数を少なくされるとたわみや破損につながってしまう恐れもあります。

他にも、コストカットをしようと思えば業者は見えないところで行うことができてしまうのです。
では、そのような業者と信頼できる業者を見極めるには、どうすれば良いのでしょうか。

kW単価だけでは判断できない部分を見極めるには?

いくら初期のkW単価が安くても、後から加算される額が大きいと、想定より利回りが下がってしまいます。また、手抜き工事がされてしまうと太陽光発電所自体の価値も下がってしまいます。
思わぬトラブルで損をしないためにも、本当に事業主の事を考えてくれている業者なのか、打ち合せの段階から対応を含めて見極めることが大切になります。

対策としては、次の2つの方法を実践しましょう

①kW単価が後から変わらないか確認する
②立地に合わせた設備がチョイスされているか確認する

①「kW単価が後から変わらないか」確認する

大切なのは「必要な部材は揃っているか」を確認するということです。

それらがkW単価として示されている中に全部入っているか確認することで、後々単価がアップしてしまう事態を防ぐことが出来ます。必ず業者に確認するようにしましょう。

時間に余裕があれば、ご自身でも「必要な部材は何か」について事前に勉強しておき、過不足がないかチェックできるようになっておけば、より安心です。

➁「立地に合わせた部材・設備かどうか」確認する

発電所オーナーの見えないところでコストカットを行うような業者を見抜くのは難しいです。
そこで、ひとつの方法として、当協会では「設計の根拠」を業者に確認することをおすすめしています。

そこで、ひとつの方法として、当協会では「設計の根拠」などを業者に確認されることをおすすめしています。

太陽光発電設備は、全ての発電所で一律に同じメーカーの物を同じ施工方法で導入できるものではありません。
しかし、自分達の儲け重視でコストカットをしているような業者の場合、設備設計に明確な理由付けや根拠がなく、自己都合での設計がされていることが多いです。

優良な業者であれば、立地に合わせた設計プランを提案してくれて、一つひとつの設備・費用の根拠を明確に説明できるはずです。

例えば、
「お客様の土地はこの時期、この部分に、この木の影響で、これだけ影がさします。その対策としてこのようなストリングの組み方をしています」
「年間日照量から判断し、この太陽光パネルをこのように配置するのが最も効率が良いです」
といった、納得の得られる説明をしてもらえるはずです。

当協会は必要なものを全て含んだkW単価表記を行っております

今回は「kW単価」の意味とその重要な役割、見積もりの際の注意点についてご紹介してまいりました。
見積もりに対して少しでも不信感を覚えるなら、契約を結ぶ前に他の業者にも相談して、相場感をつかむようにしましょう。

もちろん、当協会では、初めて発電所オーナーになるという方が戸惑わないよう、予め必要な設備や諸経費を全て含んだkW単価表記を行っております。

必須となる部材が全て揃っているだけではなく、各部材の品質にもこだわっておりますので、安心してお任せいただけます。

立地条件に応じて、部材を追加した方が良い場合もありますが、そういった時は予めご説明の上、お見積もり致します。 ですので「ふたを開ければ予算オーバーだった!」という心配はありません。

まずは「費用はいくらぐらいになりますか?」という大まかなご質問だけでも結構ですので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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