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太陽光Labo
投資家の間でよく使われる『デューデリジェンス』という言葉を聞いたことがありますか?
これは、太陽光発電投資においても非常に重要な取り組みですので、ぜひ覚えておいてください。
デューデリジェンスとは、企業等の資産価値を測ることで、英語ではDue Diligenceと表記します。
デューデリジェンスがどのように利用されるのか簡単にまとめると次のようになります。
買収や合併を行う際に伴うリスクを回避する目的で行われます。
物件の客観的価値を把握する目的で行われます。
太陽光発電投資においても、デューデリジェンスは非常に重要です。
「これから事業を行おうという方」「既に発電所を所有している方」それぞれの角度から見ていきましょう。
発電所候補地の事前調査(デューデリジェンス)を重視する方が良いでしょう。
というのも、2018年度現在の売電単価は18円ですから、条件の悪い土地であれば売電収入が思ったように得られなくなってしまうからです。
また、それだけではなく、慎重な土地選びを行わなければ、造成費が高くついてしまうなど、導入経費がかさむというリスクも上がってしまいます。
特に今は、良い土地が減ってきています。
太陽光発電設備を設置しようとお考えの方は、方角や傾斜といった比較的分かりやすい条件だけではなく、地盤や周辺環境といった詳細な調査も行う方が良いと言えるでしょう。
投資家の間で「デューデリジェンス」の概念が広がっているからこそ、発電所を持っている方はその資産価値を守る必要があります。
そのためにも、「発電所の定期メンテナンス」「発電量のモニタリング」は欠かせません。
管理をきちんと行っていれば、仮に将来「発電所を手放そう」と考えた時に、デューデリジェンスによって発電所の資産価値を高く評価してもらえるため、高く売却しやすくなるからです。
当協会では、
について、特に高い意識を持って取り組んでおります。
【土地探し・土地調査で特に重要視している点】
・現地調査
・地盤調査
・周辺環境調査
・地盤に対応した基礎工事
・土木工事や工事計画の洗い出し
【資産価値維持のために実施していること】
・防災を意識した設計
・発電状況に関するご相談受付
・定期的メンテナンス(オプション)
このように、徹底的に発電事業主様の資産を守る取り組みを行っておりますので、安心してご相談ください。
今回は、太陽光発電におけるデューデリジェンスの重要性についてご紹介しました。
土地探しも、発電所の維持管理も、非常に大切な時代に入っていることがお分かりいただけたと思います。
当協会にご相談いただく事で、今お考えの土地をしっかりと調査し、またその結果に基づいた設計・施工を行っていただけますので、まずはお気軽にお問い合わせください。