産業用太陽光発電、低圧の発電所を選ぶべき5つの理由

2018.04.09

「低圧の発電所」は総合的にみて投資価値が
非常に高く利回り15%以上も可能

今回は、「低圧の発電所を選ぶべき理由」をひもとく5つのポイントについてご紹介します。

太陽光発電事業を行っている事業者のうち、個人事業主やビジネスパーソンのほとんどが、「産業用、低圧」の発電所を運営しています。
多くの販売業者や設置業者も「低圧の発電所がおすすめですよ」と提案しています。

当協会でも、2018年度18円の売電価格でも最大利回り15%以上が可能となる産業用低圧プランが実現できているなど、市場が活発に動いているのが低圧の発電所です。

いったい、低圧の発電所の魅力とは何なのでしょうか。

「低圧の発電所」とは?
少しややこしい、太陽光発電の分類

低圧の発電所の魅力をお伝えする前に、そもそも「低圧の発電所」とは何を指しているのか、整理しておきます。

太陽光発電は、発電量に応じて分類されることがあります。
大まかには「50kW未満の“低圧”」と「50kW以上の“高圧”」の2種類に分けられるのですが、固定価格買取制度(通称FIT制度)における買取方法においてもう少し分かりやすいように「10kW未満の“家庭用”」「10kW以上の“産業用”」という分類をすることも多いです。

更に、産業用に関しては「10kW以上50kW未満を“低圧”」「50kW以上2000kW未満を“高圧”」「2000kW以上を“特高”」と分類します。

一般的にFIT制度の太陽光発電に関して「低圧の発電所を運営する」と表現する場合は「産業用、10kW以上50kW未満の低圧」の発電所の事を指すことがほとんどです。

少しややこしいので、以下にまとめます。

太陽光発電の分類

今回とりあげるのは、上図のうち水色に網がけされている、「産業用の低圧発電所」ということになります。

それでは事項より、「なぜ低圧の発電所がおすすめなのか」順にポイントを押さえていきます。

低圧にすべき理由①全量買取である
→作った電力は全て売れる!

下図は先程の表組みに、FITの買取方法を追加したものです(グリーン部分)。

太陽光発電の分類2

ご覧のように、低圧を含む10kW以上の産業用の発電所は「全量買取」が適用されます。

全量買取とは、発電した電気を全て電力会社に売る (=売電する)ことができる仕組みです
対して10kW未満の家庭用の場合は、余剰買取といって、まずは発電した電気は家庭内で利用する必要があり、余った場合にのみその余り分の電力(余剰電力)を売ることができる仕組みです。

家庭用の方が売電価格が高いので、一見するとお得なように見えますが、固定価格で買い取ってくれる期間も短いうえ、つくった電気を全て売ることは出来ません。

ですから一般的に、発電事業として行う場合は全量買取が適用される10kW以上の産業用を選ぶことになります。

ですが、この表から判断すると、高圧と条件が同じように見えます。
そのため「たくさん売電できる高圧の方が得なのでは?」という気がしてきます。
しかし、実際はそう単純なものでもないのです。

低圧にすべき理由②土地探しがラク
→最適な用地が見つかりやすい!

高圧よりも低圧の発電所をおすすめしたい理由のひとつとして、土地工面の問題が挙げられます。

高圧の発電所を作ろうと思えば、当然その分たくさんのパネルを並べなければなりませんから、広大な土地が必要となります。

爆発的な普及を見せている太陽光発電ですから、太陽光発電用の土地として適している土地は、次々発電事業者が買い取っています。
この状況の中、最適な条件の広大な土地を探すのは簡単ではありません

しかし、10kW以上から始められる低圧の発電所であれば、選択肢はぐんと広がります
土地探しが楽になるのはもちろん、野立てに限らず工場・倉庫・店舗の屋上を利用して発電事業を行うこともできます
とても広い屋根であれば一般の家庭でも10kW以上のパネルを積むことが可能となるくらいです。

ですから、個人事業主や中小企業のオーナーによる運営、ビジネスパーソンのサイドビジネスとしての太陽光発電であれば、設置場所の確保がしやすい低圧の発電所の方が圧倒的に手軽なのです。

低圧にすべき理由③費用面での圧倒的お得感
→導入単価が家庭用並!

また、50kW以上の高圧の発電所の場合、保安体制や安全維持義務が法律により定められているため、変圧器(キュービクル)を設置する必要があり、まとまった導入コストがかかります。

対して低圧の発電所であれば、保安体制・安全維持管理の届出や、電気主任技術者の専任義務などが必要ではありません。
また、設置工事に関して必要な資格も第二種電気工事士で良いとされています。

このような理由から、低圧の発電所は産業用発電所でありながらもはるかに導入コストを抑えることができるのです

低圧にすべき理由④すぐ始められる手軽さ
→必要な届出も少なく工期も短い!

低圧の魅力はやはりその手軽さです

電力会社との接続協議、消防署への保安規定の届出に時間を取られることもありません。
また高圧のような大きな容量の発電所ではありませんから、発電所のプランニング(設計)がしやすく、設置工事にかかる期間も短くて済みます

低圧にすべき理由⑤過積載技術の進歩
→低圧でも高圧並みの発電量!

低圧の発電所をおすすめしたい大きな理由が、低圧でも高圧並みに発電できる仕組みができてきたことにあります。

それが「過積載」と呼ばれる、近年特に発展してきている手法で、高圧と比較した際に低圧の発電所のマイナス要因と思われていた「発電量の少なさ」を克服してくれるものです。

具体的には、パワーコンディショナーの容量よりもパネル容量を多くすることで、日照量の少ない朝夕の発電量を増やそうという仕組みです。

その分真昼のピークカット分(パワーコンディショナーの容量を超えて発電した分を捨てること)は増えますが、それにも勝るほど1日のトータルの発電量が増えることから、メーカーからも過積載対応の設備が出ているなど、いま爆発的な人気が出ています。

下図は過積載の仕組みをグラフで示したものです。
オレンジのグラフが今までの発電所、
グリーンのグラフが「過積載」の発電所を表しています。

過積載イメージ過積載のイメージ2

日照量が少ない、朝夕や曇りの日も、通常の発電所よりたくさん発電していることが分かります。

この仕組みを利用すれば、たとえ低圧の発電所であっても、高圧に引けを取らない発電量に期待することができるようになるため、近年は特に多くの業者が低圧の発電所をおすすめするようになってきています。

ただし雑な過積載も散見。
業者選びは慎重に!

このように、メリット性が高いのが低圧の発電所です。
しかし、そのお得感から気軽に始めやすいこともあり、悪徳な業者が雑な取引を行うケースが目立っています

特に、簡単にメリット感を出せる過積載については、「たくさんパネルを載せる」ことだけにしか注力していない発電所プランを提案されているケースが目立ちます。

しかし実は、過積載は簡単なものではありません
未熟な業者が気軽に提案できるものではないのです。

パネルが最もパフォーマンス力を発揮できる過積載を構築することが、利回りの観点から非常に大切です
ですから、ただパネルを載せただけの過積載では効率の良い過積載とは言えません。

ではどのような過積載が効率の良い過積載なのかというと、発電所一つひとつに応じてカスタマイズされた設計を行っている過積載です。

たとえば次のような2つの発電所に
同じメーカーの同じパネル、パワコンを設置したとします。

A発電所:年間総日射に対し晴天の割合が低い地域
B発電所:年間総日射に対し晴天の割合が高い地域

A発電所とB発電所とではそれぞれのロス値が違います。
Bの方が発電量が多いわけですから、「過積載」をし過ぎることでピークカット量ばかり増えて効率性が悪くなる可能性があるのです。

最適な過積載

これら、様々な諸条件に適応させながら設備を選び、導入コストやランニングコスト、年間発電量との兼ね合いが最適な状態をつくることが低圧発電所の過積載にとってはとても大切です。

これは、どんな業者にも簡単にできるようなものではありません。
長年の経験や実績がなければ最適なプランニングは出来ないのです。
業者選びは慎重に行うようにしましょう

低圧の発電所のメリット、おさらい

以上の事から、産業用の低圧発電所は

●非常に手軽
●導入コストが安い
●高い発電量を得られる仕組みができている

ということが分かります。
つまり、手軽に高い利回りの発電所を作ることができるのが低圧の発電所の魅力なのです。

たとえばJCMAエネルギーであれば、売電単価18円でも最大利回り15%を実現できる設計力がありますので、2018年度もこれまでと変わらずご不安なく発電事業を行うことが可能です。

低圧の発電所もJCMAにお任せください

いかがだったでしょうか。
今回は、低圧の発電所がいかに優れているのかを5つのポイントでまとめました。

非常に投資価値が高いことがお分かりいただけたと同時に、業者選びの重要性もご理解いただけたかと思います。

JCMAエネルギーは、これまでにも非常にたくさんの低圧の発電所づくりのお手伝いをしてまいりました。
その経験を活かし、近年は「最も効率よく発電できる過積載」の設計も数多く手掛けております。

更に、施工に関しても当協会が認定している「指定優良業者」のご紹介を行っておりますので、ご安心いただけます。

※「指定優良業者」とは、JCMAエネルギーを運営する第三者機関「日本住宅工事管理協会」が、実績や施工力を持つ施工業者に向けて行う認定制度によって、認定を受けている業者の事です。

太陽光発電の事なら、お気軽にJCMAエネルギーまでご相談ください。

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