FIT終了後はどうなるの?20年後も太陽光発電でメリットを得る方法

2018.03.22

「太陽光発電の固定価格価格買取期間(FIT)が終了したらどうなるのだろう」

太陽光発電事業を始めるにあたり、ほとんどの方が考えることだと思います。
FIT終了後については、「売電には期待しない方がよい」「自家消費に転じるべき」「やめてしまった方が得策」など多くの専門家から様々な見解が出ていますが、実際どの方法を選ぶのがベストなのでしょうか

今回はそんなFIT終了問題について、お伝えしたいと思います。

FIT終了後が不安で発電事業を行えない方、まずは今後予想される流れを整理しましょう

これまで投資家の方々にとって「太陽光発電」といえば、FITによる産業用太陽光発電のイメージが強いものでした。
しかし、FITの一番の魅力でもある長期買取期間も、いつかは終了してしまいます

発電事業者の方にとって、FIT終了後というのは見てみないふりをする訳にはいかないものであると同時に、どうなるかが分からず不安な要素の一つにもなっています。

実際、この点がクリアになっていないために発電事業に踏み込めない方も多いです。
反対にいえば、まずは「FIT終了後についてきちんと予測を立てておくこと」、「その予測に向けて準備をしておくこと」さえできていれば、安心して太陽光発電を始めることができるはずです

今からでも遅くありませんので、しっかりと20年後の流れについて考えながら、発電事業を開始させましょう。

FIT終了後は主に3つのパターンに分かれる

では、FIT終了後はどうなるのかさっそく見ていきましょう。
具体的には大きく分けて3つの道筋があると考えられます。


①売電継続(既存電力会社か新電力会社などに売電する)
②自家消費に切り替える
③太陽光発電を終える(設備は処分する)

①の売電継続に関してですが、新電力会社が買い取ってくれるかどうかはまだ確定していません。
ただし、新電力会社による買取に向けた動きは活発化してきていますので、その動向は見張っておくべきでしょう。
※10kW未満の家庭用太陽光発電に関しては、経済産業省よりFIT終了後の買取価格案が出ています。

②の自家消費とは、「太陽光発電は続けるが、作った電気は売電するのではなく、自分で使う」という選択です。
電力会社などが買い取ってくれるかどうかに左右される①とは異なり、自分自身で「やる」と決めるかどうかの問題になります。
見方を変えると「やると決めた時にやりやすい設計にしておく」ことですぐにでも切り替えることが可能であるということです。

③に関しては、読んで字のごとく太陽光発電そのものをやめてしまうという選択です。この場合、発電設備は処分することになります。

ではこの中で、いま最も注目されている方法はどれでしょうか。

それは、②の自家消費です。
次項より、その理由をご説明します。

自家消費の時代が来る?
家庭用の事例から見る、FIT終了後

2019年問題に代表されるように、既に家庭用の太陽光発電に関しては「FIT終了後はどうなるのか」という議論が繰り広げられています。
この問題に対し、専門家の多くが導き出している結論が、「自宅で使用したり、電気自動車に利用したりする自家消費に切り替えることで大きなメリットを得られる」というものです。

これらの意見は、電気代が高騰し続けていることが背景にあります。
電気料金が高くなれば、“買って使う”よりも“作って使う”方が断然お得です。
今まで売電していた分は、蓄電池などを利用して貯めておき、“売る”代わりに夜間の電力として“まかなう”ことができます。

つまりFIT終了後に自家消費にシフトすることで「電気代を限りなくゼロに抑えることができる」というメリットを得られるわけです。
高い電気を買うより、経済的メリットは非常に大きいと考えられます。

発電事業を始める方は自家消費も視野に。
売電収入→電気代ゼロと両メリット得られる

実はこれと全く同じことが、産業用の太陽光発電にもいえるのです。

先程もお伝えしたように、今後も電気代の高騰は続くという見方が強い中、10kW以上の大きな発電量を誇る産業用の発電所は非常に魅力的です。

例えば自宅近くの農地でソーラーシェアリングを行う場合、生み出した電力を自宅で利用することができれば家庭内で必要な電力はほぼ太陽光発電でまかなうことができるようになります。

近くで事業を営んでいる方にとっても大きなメリットがあります。
事業施設では、たくさんの電力を利用することが多いと思います。
当然、電気代として多くの経費を使っているはずです。その電力を自家消費によってまかなえるようになれば、これまで払ってきた電気代が限りなくゼロに近づくようになるわけです。

そのため特に、これから産業用太陽光発電を始めようという方は、これまでのような「売電専用の野立て太陽光発電」にこだわるよりも、「売電期間終了後には、自家消費できるようにする」という発想に転換してみることをおすすめしています(既に遠隔地で野立て太陽光発電を行っている方の場合の対策については後述)。

この考え方で太陽光発電を始めれば、結果的に

全量売電のメリット電気代ゼロのメリット

の両方を得ることができるため、非常に経済的メリットが高くなります。

最初からFIT終了後を頭に入れて
設備を選べば大丈夫です

以上の事から、FIT終了後を考えるのであれば
「売電収入だけが太陽光発電の経済メリットではない」
ということを設備の導入段階から意識しておく必要があります。

当然といえば当然なのですが、FIT終了後も太陽光発電の設備は丸々残ります。
FITが終わったからといって太陽光発電が終わるわけではないのです。

FIT終了後も発電所を「まだまだ使える」状態に保っておけば、自家消費に切り替えるにしても、売電を続けるにしても、とても長い間太陽光発電の恩恵にあずかることができます。なにも、20年に固執する必要はないのです。

そこで重要となるのが、「最適な導入設備の選定」「長期メンテナンスの実行」「将来的な予算組み」です。

最適な導入設備の選定

20年以降も長く発電所を利用しようと思えば、導入時点で高品質な設備を選ぶ必要があります。

ただし、設備だけを高品質にしておけば良いというものではありません。
いくら品質が良くても、コストが高ければFIT期間中の利回りに大きく影響してしまいます。
いかに高効率な発電所を作れるかがキーとなってくるでしょう。

また、設計時には将来的な送電ルートなどについても確認しておくようにしましょう。

当協会では、予め将来自家消費に切り替えたいとお考えの方のためのプランをご用意しておりますのでご相談ください。

長期メンテナンスの実行

20年以上、高効率発電所として機能させるためにはメンテナンスは欠かせません。
雑草・糞害・害鳥などを放置していると、著しく発電効率が下がってしまうことがあります。

太陽光発電所は比較的メンテナンスの手間がかからない投資物件とも言われますが、決してメンテナンスフリーというわけではありませんから、自己メンテナンスが難しい方も信頼できるメンテナンス会社などに依頼して定期的に発電量を保つ努力をするようにしましょう。

当協会から、メンテナンス業者のご紹介を行うことが可能ですので、お問い合わせください。

将来的な予算組み:蓄電池の購入も視野に

20年以後も発電所を利用する場合、長期的な維持管理が必要となるため、予算管理をしっかりと行う必要があります。

特に自家消費に切り替える場合、夜間や雨天時など発電が出来ない時間帯を考慮し、FIT期間終了後は蓄電池の導入をおすすめします
電力をつくれない時間帯は、日中に溜めておいた電力を使用することができるようになりますので、予算を取ってでも導入する方が、メリット性が高い可能性があります。

蓄電池は電気の基本料金においても有利

また、事業を行っている方の場合、蓄電池を導入しておくことで基本料金を下げられるというメリットがあります。
これは「デマンドカット」という考え方に付随するものです。

電気の基本料金はデマンド計という電力計によって測定した値をもとに決定されます。
ポイントは、デマンド計で30分間の平均使用電力を計測し、1ヵ月のうち一番高かった値を基準に決められるということです。
一瞬でも、いつもよりたくさんの電力を使う瞬間があれば、基本料金はその「一瞬」を基準に算出されてしまうのです。

つまり、このデマンド値をカットすることで基本料金を下げることができます。
しかし、事業内容によっては、一度に多くの電力を必要とするシーンもあるはずです。

そこで必要となるのが蓄電池です。
蓄電池に溜まっている電力を、瞬間的に電力が必要な時に利用するのです。
こうすることで、デマンドカットが実現でき、基本料金を下げることが可能となるわけです。

遠隔地での野立て太陽光を
稼働中の方・検討中の方

既に遠隔地で野立て太陽光を稼働済みの方や、これから太陽光発電を行おうと思っている土地が遠隔地であるという方にとっては、自家消費をすすめられても困ってしまうかと思います。

しかし、実はするべきことはほとんど同じです。
というのも、自家消費ではない場合、おそらくFIT終了後は既存電力会社か新電力へ売電を続けていくスタイルになるのではないかと考えられます。

ただし、まだ具体的に買い取ってくれるかどうかは定かではありませんので「そんなに先まで考えて予算を割けない」という考えもあるでしょう。

もちろん、その考えも否定はしないのですが、それであればなおさら、20年という限られたFIT期間中に儲けが出なければ意味がありませんから、高品質・高効率にこだわり、発電量を維持するためのメンテナンスも怠らないことが重要です。

FIT後は発電所をたたむ方針の場合

尚、FIT終了後は発電所をたたむという方針をとる場合には、廃棄を行います。
改正FIT法によって廃棄費用を考慮した収支計画が必要となりました。適切な廃棄を行うようにしましょう。

※いくら使わなくなったからといって、そのまま放置することは非常に危険です。
太陽光パネルは、仮に破損していたとしても日射によって発電し続ける可能性があります。ですから、そのままにしておくと火災を起こしてしまう危険性があるのです。

FIT終了後についてご不安な方はお気軽にご相談ください

FIT終了後に慌てることのないよう、今からしっかりと動向を見極めて準備をしておくことが大切です。
特に、今後主流となると考えられている自家消費型太陽光発電については、今後の動向をウォッチしておきたところです。

私たちJCMAでは、自家消費用をご希望の方に向けた準備もしっかりと整えております。

FIT期間中は「売電でしっかり稼ぐ」
FIT終了後は「自家消費でしっかり経費削減する」

ということが可能な発電所作りができるように、最適な設計をご提案させていただきます。

当協会では全ての事業主様のために「高品質」「低コスト」「高利回り」「高効率」を実現し、安心して設置工事をお任せできる業者のご紹介を行っております。
お気軽にご相談ください。

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