④システムの選定

産業用太陽光発電に必要な設備について

太陽光発電と聞くと多くの人が思いつくのが青いパネル(太陽光モジュール)だと思います。
ですが、太陽光パネルだけでは発電することができません。
太陽光から発電を行うためには太陽光パネル以外にも多くの装置が必要になってきます。

ここでは太陽光発電システムに必要な装置の一部についてご説明をいたします。

太陽光モジュール

ソーラーパネルとも言います。

太陽電池(セル)を組み合わせた一枚の板状のものです。
太陽光モジュールで発電した電圧は直流電圧として接続箱に集まります。

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代表的なパネルの5つ種類

太陽光パネルには大きく5つの種類があります。
発電効率や費用、影や熱に強いなどの特徴があり、先に記載させていただいたように事業主様のご希望にあわせて選択する必要があります。

特徴やご詳細などに関してはお気軽にお問い合わせください。

タイプ メリット デメリット 代表メーカー
シリコン系 単結晶
  • ほかと比べるともっとも発電効率が高い
  • 古くから利用されており信頼性が高い
  • 価格が高い
  • 高温下では変換効率が大きく低下する
  • シャープ、三菱、東芝、サンテック、カナディアンソーラー
    多結晶
  • 発電効率は単結晶タイプの次に高い
  • 単結晶タイプと比べるとコストパフォーマンスは高い
  • 高温化では変換効率が大きく低下する
  • シャープ、三菱、京セラ
    ハイブリッド
  • 単結晶+アルファスの組み合わせで単結晶の強みである発電効率の良さとアルファスの強みである高温時にも安定しやすいというそれぞれの強みをいかし安定して発電を行える
  • その分、割高
  • パナソニック
    アルモファス(薄膜)
  • 高温時でも発電効率が安定している
  • 大面積の大量生産が可能
  • 布のように薄いため円柱やスロープなど様々な場所に設置ができる
  • 単結晶タイプや多結晶タイプと比べて発電効率が低い
  • 化合物系 CIS
  • 一般的な原料であるシリコンを使用せず、銅やインジウムといった材料を使用しているため安価
  • 薄膜化も可能
  • 最も普及している多結晶と比べ変換効率3~5%程度下がる
  • 広い設置面積が必要
  • ソーラーフロンティア

        

    パワーコンディショナ

    発電した直流電圧を交流の電圧に変換する機器です。

    交流の電圧に変換することで電力会社が買い取ってくれるようになります。

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    架台 ・ ラックシステム

    太陽光モジュールを設置するための台です。
    種類や材質など様々なタイプがあるため、用途に合ったものを選ぶ必要があります。

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    接続箱/ケーブル

    複数の接続箱より、集めた直流電圧をパワーコンディショナーに送る機器です。
    パワーコンディショナが複数ある場合複数個所に電気を送る必要があるため
    集電箱も複数個必要になります。

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    表示モニタ・遠隔監視

    発電量や発電実績・売電価格などをリアルタイムに表示する装置です。
    産業用太陽光発電には通常これらの装置が必要になってきます。

    見積もりなどを取られるとこれらの装置がしっかりと入っていることを見ることが重要です。

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    システム費用 120,000

    *目安の金額です。選定のシステムによって価格は変動致します。

     

    フェンス

    太陽光発電システムの周りにフェンスの設置が義務付けられています。
    獣害や人の侵入を防ぐためにも設置が必要です。

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    フェンス費用 6,000円~/m

    *目安の金額です。フェンスによって価格は変動致します。

     

    必要な設備はどうやって選定するのか?

    まず、パネルメーカーを選ぶ際に必要なのは事業者様が求める方針を決めることです。

    太陽光発電のパネル(モジュール)を製造しているメーカーは国内外、知名度の有無の差はありますがその数は数百にもわたり、
    非常に数が多いです。

    それぞれのメーカーにメリット・デメリットがあり、事業者様の要望によってはこちらが一番良いと思っていてもあわない
    可能性があるためです。

    そのため、当協会にご相談をいただく場合、まずは事業主様がメーカーに一番求めるものを確認させていただいき、
    ご要望にあったメーカーのご紹介をさせて頂いております。

    しかし、これから太陽光発電の検討を行っていく方にとってはそもそも押さえるべきポイントや、何を求めればいいのかが
    お分かりになっていないことが多いです。

    よくある太陽光発電意求められている要望や日本住宅工事管理協会がご紹介させていただいているポイントをご紹介します。

     

    メーカー選びの際に抑えるべき点

    日本住宅工事管理協会がお勧めするポイントは次の4つです。

  • メーカー保証
  • 価格
  • 発電量(発電効率)
  • 故障時の対応時間
  • メーカー保証について

    太陽光発電事業は20年間の長期間にわたり運用を行っていくため、何かしらのトラブルが起こった場合、メーカーの保証を頼りにする必要があります。

    メーカーによって異なっている点は下記の通りです。

  • 期間
  • 保証内容
  •  

    太陽光発電の魅力は安定的に大きな収益を確保することが出来る点です。
    しかし、それは発電所が常時通常運転が出来ていることが大前提になります。
    何かしらのトラブルが起こってしまい、発電できなくなってしまうと収益性は下がってしまいます。

    保証はこれらのトラブルを防ぐためには必要不可欠となっています。
    名前を聞いたことがあるようなメーカーであれば、それなりの保証をつけていますが、それでも色々な点で差が出ています。

    事業を安心して行っていくためにもメーカー選びの際にはもっとも注意して、検討してほしい点になります。

    価格について

    収益性を高めるためには初期費用を抑えておきたい、事業主様であれば当然考える点です。
    当協会としても安く出来るのであればそれに越したことはないと考えています。

    多くの方とお話をしていると、価格は重要視しないといけないものの、価格だけで考えるのは危険と考えられている方が多くいます。

    価格が安いメーカーは実はたくさんあります。

    特に海外製の名前を聞いたことがないようなメーカーだと、通常のパネル代の3分の2程度の費用で仕入れを行っている場合もあります。

    発電効率や保証は二の次としてメーカー選びを行う場合であれば、
    とにかく安いパネルを選べば問題ありませんが、トラブルが起こった際の保証やそもそもの発電効率などを考えると、価格だけを気にして業者選びを行うのは得策ではないと考えております。

    とはいえ価格が重要なのも間違いがありませんので、価格を元にメーカーを考える場合、妥協できる点を明確にすることをお勧めいたします。

    発電量(発電効率)について

    メーカーによって発電量(発電効率)が異なります。
    決まった土地の中で出来るだけ発電量を高くしたい場合、この発電量を基準にメーカーの選定を行います。

    発電量が高いパネルは収益性に直結しますので少しでも収益を上げたい場合などはお勧めです。
    ただし、発電量が高いパネルは単結晶タイプのパネルが多く、その分費用は高くなってしまいますので、初期費用との相談になることが多いです。

     

    故障時の対応に関して

    こちらは主に国内メーカーか海外メーカーかの違いになります。
    保証がしっかりしていれば、システムにトラブルが起こったとしても、メーカー保証でパネルの交換などの処置をとってもらえます。

    国内メーカーのほうが処置のスピードは速いといわれており、その分発電がとまっている際の発電ロスも防止されます。
    海外メーカーでも国内でしっかりと販売している会社の対応は早いため一概に国内・海外で違いはつきません。

    発電所の容量が大きくない場合、そこまで気にする事業者様は少ないですが、メガソーラーなどをご検討されている方の場合、大きく収益性が変わる可能性がありますので考慮する必要があります。

    ご紹介させていただきました、「保証」「価格」「発電効率」「故障時の対応」はそれぞれを単独で考えるのではなく、優先順をつけて考える必要があります。

     

    もっとも多い優先順位

    ご相談いただき色々とお話をさせていただくと次の優先順になることが多いです。

    「保証」⇒「価格」⇒「発電効率」⇒「故障時の対応」

    このように優先順位を決めてくるとおのずとご紹介できるメーカーが決まってきます。