太陽光発電に関する「よくある質問」

産業用太陽光発電に関する「よくある質問」

費用やお金について

どのような費用が必要なのか?
設置費用は概算どれくらいに?
維持管理費にどれくらい必要か?
融資を受けることはできますか?
金利はいくらぐらいで借りることができますか?

手続きなどについて

産業用太陽光発電システムを設置するに当たり、どのような手続きが必要か?
系統連系とは何ですか?

発電効率について

発電量と土地の広さはどのように考えればいいですか?
もっとも発電量が高くなる取り付け角度はどれくらいですか?
発電効率と温度は関係あるのでしょうか?
雪の影響はどのように受けますか?
曇りや雨の日でも発電するの?
汚れていても発電するの?
設置を行う場合の方角は決まっているの?

保証について

メーカー保証以外に保証は必要ですか?
保証にはどのような種類がありますか?

関連法規について

太陽光発電事業に必要な資格はありますか?
マンションや工場などの敷地内に太陽光発電システムの設置はできますか。
太陽光パネルを休耕地(農地)に設置することはできますか?
屋上に太陽光発電システムを設置する場合、建築確認は必要ですか?

工事期間について

工事期間はどれくらい必要ですか?

設置工事について

工場などに設置する場合、業務に影響がありますか?
何処に設置できますか?
太陽光発電モジュールはどれくらいの間隔をあける必要があるの?

太陽光発電事業について

20年後太陽光発電はどうなるのですか?
太陽光発電事業は誰でも行うことができるのですか?
運転操作は難しくない?
運転時騒音するのか?
発電シミュレーションでは何がわかりますか?
太陽光発電は蓄電することができますか?
50kWの太陽光発電設備を設置する場合、どれくらいの土地が必要か?

メンテナンスについて

掃除はしなくていいのですか?
維持管理に必要なことはなんですか?
メンテナンスフリーと聞きましたがどういうことですか?

発電設備について

製品寿命は何年くらいあるのですか?
メーカーごとに何が違うの?
お勧めのメーカーはあるの?
モジュールとパワコン相性の良し悪しはあるの?
海が近いのですが大丈夫でしょうか?
台風や強風の影響を受けませんか?
太陽光発電システムの耐用年数どれくらいですか?

トラブルについて

故障した場合どうすればいいのでしょうか?
工事トラブルなどは起きないのでしょうか?

用語説明

変換効率って何?
発電量とは何?
単結晶と多結晶の違いは何?
セル・モジュール・アレイって何のこと?

その他

低圧と高圧何がどう違うのか?
売電価格はいくら?
日照量を知りたいけどどうすればいいの?
認定時と出力が変わってしまった場合、再申請が必要ですか?
太陽光発電の環境への影響度を知りたい
太陽光の反射を防ぐ方法はありますか?
税金控除できると聞きましたが詳しく教えてください

費用やお金について

Q:どのような費用が必要なのか?
A:費用には大きく、「設備費」「工事費」「負担金」が必要になります。
工事費は「地質調査」「土木工事」「設置費用」「電気工事費用」を含みます。
負担金は電力会社に支払う費用になります。

Q:設置費用は概算どれくらいに?
A:発電量や採用メーカーによって大きく異なりますが1kWあたり25万~32万円程度が相場です。

Q:維持管理費にどれくらい必要か?
A:太陽光発電はメンテナンスフリーといわれているが実際にはメンテナンスが必要です。
維持管理費はメンテナンス費用ともいわれることが多いです。
実際に必要な費用は明確には決まっていませんが試算する際は工事費用総額の1%程度を検討するとよいでしょう。

Q:融資を受けることはできますか?
A:太陽光発電は多くの場合融資を活用することが基本です。
融資元は様々ですが「公的機関」「銀行」「ノンバンク」から資金調達するのがほとんどです。
特徴は融資について考えるを参考にしてください。

Q:金利はいくらぐらいで借りることができますか?
A:金利は融資元によって大きく異なります。
公的機関が最も安く次いで銀行、ノンバンクの順です

手続きについて

Q:産業用太陽光発電システムを設置するに当たり、どのような手続きが必要か?
A:産業用太陽光発電には必要な手続きは設置業者が代行して行うことがほとんどです。
経済産業省の手続き内容をまとめたページをご覧ください。

Q:系統連系とは何ですか?
A:系統連系が完了することで電力会社線へ電気の逆流を行うことができます。
つまり系統連系を行うことで発電事業を行うことが可能になります。

発電効率について

Q:発電量と土地の広さはどのように考えればいいですか?
A:パネルの設置角度や地域によって異なりますが、発電量の10倍の平米数が必要といわれています。
50kWの発電を行いたい場合、約500㎡必要となります。
※1坪=3.3㎡

Q:もっとも発電量が高くなる取り付け角度はどれくらいですか?
A:最適な角度は30度といわれています。ただし、20度にしたところで30度に比べ発電効率は2%程度しか変わらないのでそこまで大きな影響はありません。

Q:発電効率と温度は関係あるのでしょうか?
A:太陽光発電は温度が低いほど発電量が高くなり、高ければ低くなります。
メーカーによっては温度に強いモジュールを開発しているメーカーもあります。

Q:雪の影響はどのように受けますか?
A:温度が下がると発電効率は上がりますが、モジュールに積雪してしまい、日射を遮ってしまうと発電することができません。
モジュールに光が差し込めば、蓄熱により雪は解けやすくなります。

Q:曇りや雨の日でも発電するの?
A:曇りや雨の日でも全く発電を行わないということはありませんが晴れの日に比べると発電量は大きく減ってしまいます。

Q:汚れていても発電するの?
A:汚れの程度にもよりますが、モジュールが汚れてしまうと発電量は下がってしまいます。太陽光発電システムは野外に設置するため、汚れにくいようにはできていますが少しずつでも汚れていきますので定期的なメンテナンスが必要になってきます。

Q:設置を行う場合の方角は決まっているの?
A:設置を行う方角が決まっているわけではありませんが、モジュールが向いている方角によって発電量が異なります。南向きが一番高く、南側を100%とした場合、西と東だと85%くらいの発電量になります。

保証について

Q:メーカー保証以外に保証は必要ですか?
A:各メーカーによって保障内容が異なりますので一概には言えませんが、事業主様の運用方針によって変わると思います。
長期間運用を行う事業ですので何があっても大丈夫なようにすることをお勧めします。

Q:保証にはどのような種類がありますか?
A:通常、「製品保証」「発電保証」「システム保証」がついていますが、こちらもメーカーによって異なるため、あらかじめ調べることをお勧めいたします。
※有償で災害補償をお勧めすることがあります
※メーカー以外にも保証を行っている会社があるので保証を充実させる際にはご利用するのも一つの手です

関連法規について

Q:太陽光発電事業に必要な資格はありますか?
A:事業運営に必要な資格は特にありません。しかし、設置の際には第2種電気工事士の資格が必要です。
また、50kW以上の高圧案件の発電事業を行う際には電気主任技術者を選任する必要があります。
電気主任技術者の条件100kW未満であれば第二種電気工事士合格
500kW未満であれば第一種電気工事士合格
※通常は外部に委託します。

Q:マンションや工場などの敷地内に太陽光発電システムの設置はできますか。
A:太陽光発電は太陽光によって発電を行う仕組みですので太陽光が当たらない場所では発電効率が悪くなります。光がつねに当たる場所だと問題ありませんが、遮るものが多数ある場合はおすすめしません。

Q:太陽光パネルを休耕地(農地)に設置することはできますか?
A:農地転用が可能な第2・3種農地であれば農地転用を行ったうえで、設置を行うことが可能です。
甲種農地や第1種農地の場合は農地転用することができませんので通常の太陽光発電の設置はできません。
ソーラーシェアリングという営農を行いつつ太陽光発電を行う仕組みがあります、この仕組みを使えば農地に太陽光発電システムの設置を行うことができます。
ソーラーシェアリングついてはソーラーシェアリングについて日本住宅工事管理協会のソーラーシェアリングサポートをご確認ください

Q:屋上に太陽光発電システムを設置する場合、建築確認は必要ですか?
A:架台下に人が入らない場合、増築とはみなされないので、原則建築確認は必要ありません。

設置工事について

Q:工事期間はどれくらい必要ですか?
A:太陽光発電の設置工事だけだと50kWで約2週間程度です。
ただし、設置を行う前には電力会社と事前相談・申請に2か月程度必要、設置後には電力系統の連結に1か月程度の時間がかかります。
そのため、4か月~半年程度の時間がかかります。

Q:工場などに設置する場合、業務に影響がありますか?
A:音がする程度です、接続工事などで電気が使えなくなることはないため、業務を継続することは可能です。

Q:何処に設置できますか?
A:太陽の光が当たる場所であれば発電することができるのでどこにでも設置可能です。発電効率の問題がありますのでより効率よく太陽光を受けることができる場所が望ましいです。
太陽光発電に適した土地を参考ください。

Q:太陽光発電モジュールはどれくらいの間隔をあけて設置する必要があるの?
A:パネルの角度や地域によって異なります。パネル角度が高ければ影ができやすいため、その分モジュールの間隔を広くとる必要があります。角度が低ければ影はできにくいのでその分モジュールの間隔は狭くなります。
簡易的に計算する場合パネルの設置高さを基準に考えて1.5~2倍程度の間隔を置けばよいでしょう。

太陽光発電事業について

Q:20年後太陽光発電はどうなるのですか?
A:国が定めた全量買取制度にのっとり20年間は決められた買取価格で電力会社が買い取ってくれます。20年後にどうなるかは明確にはわかりませんが、売電事業が急になくなるとは考えにくいので金額は下がるもと思われますが電力買取は継続すると思います。

Q:太陽光発電事業は誰でも行うことができるのですか?
A:設置する場所と設置する資金さえあれば誰でも発電事業に参入することができます。

Q:運転操作は難しくない?
A:太陽光発電設置後は特に何かの操作をする必要はありません、難しいと感じることは何もありません。

Q:運転時騒音するのか?
太陽光発電は発電機を動かすわけではなく、光電効果という電子の動きによって発電を行っていますので騒音などはしません。
光電効果に関しては太陽光発電の発電の仕組みをご確認ください

Q:発電シミュレーションでは何がわかりますか?
A:シミュレーションでは年間の売電予想・20年間の予想収益・予想利回りなどを確認することができます。

Q:太陽光発電は蓄電することができますか?
太陽光発電システムには蓄電する機能はありません、どうしても蓄電を行いたい場合は蓄電池の設置が必要です。ただし、産業用の場合は全量買取なので蓄電を行う必要性はありません。

Q:50kWの太陽光発電設備を設置する場合、どれくらいの土地が必要か?
A:50kWの場合土地の条件にもよりますが150坪から250坪程度の土地が必要になります。

メンテナンスについて

Q:掃除はしなくていいのですか?
A:モジュールが汚れてしまうと発電量が下がってしまいますので定期的に掃除を行う必要があります。
メンテナンス会社によると年2回のモジュール洗浄を進めているところが多いです。

Q:維持管理に必要なことはなんですか?
A:維持管理を行うことで発電効率を保つことができます。出力状況の定期的な測定や清掃・太陽光発電システムの点検などが必要になります。

Q:メンテナンスフリーと聞きましたがどういうことですか?
A:各太陽光発電はメンテナンスフリーということを強調しているので、全く何もしなくて良いといったような誤った認識が広がっていますが、太陽光発電も定期的にメンテナンスを行わなわないと発電効率が下がってしまいます。
発電量が下がるだけでなく定期的なメンテナンスを行うことで、不良個所の早期発見につながり、発電事業の安定につながります。

発電設備について

Q:製品寿命は何年くらいあるのですか?
A:一般的に20~30年程度といわれています。経年劣化で見ると年0.5%ずつ発電効率が下がっていくともいわれています。

Q:メーカーごとに何が違うの?
A:メーカーによって「費用」「発電効率」「保障」「特性」などが異なります。
選ぶ際には事業主様が何を重視して、太陽光発電事業を行うのかを決めたうえで、その点を得意としているメーカーを選ぶことをお勧めいたします。

Q:お勧めのメーカーはあるの?
A:当協会の協賛会員がよくおすすめするのは「カナディアンソーラー」です。理由は保証が優れていて、25年間の「製品保証」「発電保証」10年間の「システム保証」もしカナディアンソーラーが倒産しても第三者の保険会社が保険に加入しているので保証が途切れることがないなどの点です。

Q:モジュールとパワコン相性の良し悪しはあるの?
A:産業用太陽光発電は通常モジュール・パワコンとも異なるメーカーを使用します。
相性の良し悪しは存在します。しかし、A社とB社は相性が悪いなどの明確に決まっているわけではないので相性の良し悪しを見分けるためには施工会社のノウハウが必要になります。

Q:海が近いのですが大丈夫でしょうか?
A:太陽光発電は電気系統を有しているため塩害被害を受けやすいです。塩害被害を受けると製品寿命が短くなってしまいます。設置はできますがお勧めいたしません。

Q:台風や強風の影響を受けませんか?
台風や強風の影響を受けて太陽光発電が倒れた、モジュールが飛んでしまったなどの被害はあります。
これらのトラブルはきちんと施工を行えば改善できるトラブルで、台風や強風の影響とは言えません。

Q:太陽光発電システムの耐用年数どれくらいですか?
A:モジュール20~30年・パワコン約10年といわれています。

トラブルについて

Q:故障した場合どうすればいいのでしょうか?
A:故障した場合、通常施工会社に連絡して対応してもらいます。施工会社で対応ができない場合メーカーに連絡を取ります。メーカーの保証適用範囲であればメーカーで対応してくれます。施工会社・メーカーで対応できない場合、当協会のような第三者機関に委託する形になります。

Q:工事トラブルなどは起きないのでしょうか?
A:工事トラブルは多発しているので注意が必要です。人的ミスというよりは手抜き工事などで製品寿命が著しく減ってしまうなどです。
事業主様が工事業況を見ても工事トラブルを判断することは難しいので、当協会のような第三者機関に工事状況の管理やチェックを依頼することをお勧めします。

用語説明

Q:変換効率って何?
A:光エネルギーをどれくらいの割合で電気エネルギーに変換することができるのかを示す指標になります。
変換効率が高ければ、発電量も高いといえます。

Q:発電量とは何?
A:1枚のパネルで発電できるw数を示します。最近のモジュールですと250wや260w程度の発電が可能です。

Q:単結晶と多結晶の違いは何?
シリコンタイプのことです。
単結晶の特徴:価格は高いが発電効率が高いなどです。
多結晶の特徴:コストパフォーマンスが良いなどです。
詳しくは太陽光発電の発電の仕組みをご確認ください

Q:セル・モジュール・アレイって何のこと?
太陽光パネルにおけるそれぞれの単位のことです。
セル:太陽電池素子をセルといいます(一般的にはあまり使いません)
モジュール:いわゆるパネルです。セルを複数設置して屋外に置けるように樹脂や強化ガラスで保護している状態です。
アレイ:複数のモジュールを並べて接続している状態のこと。

その他

Q:低圧と高圧何がどう違うのか?
A:低圧発電は10kW以上50kW未満のことを表します。
高圧発電は50kW以上となります。
高圧の場合申請に必要な手順や機器、発電システムを管理する人が異なります。

Q:売電価格はいくら?
A:平成28年度の売電価格は24円+(税)で25.92円になります。
売電価格は毎年変わっていますので注意してください。

Q:日照量を知りたいけどどうすればいいの?
A:日照量は過去のデータから調べることができます。
NEDO日照量データベースよりお調べください

Q:認定時と出力が変わってしまった場合、再申請が必要ですか?
A:認定された出力の20%未満の場合、軽微変更届出により変更することが可能です。20%以上となった場合、変更認定申請が必要になります。

Q:太陽光発電の環境への影響度を知りたい
A:太陽光発電を含む再生可能な自然エネルギーは温室効果ガスの排出を行いませんので、地球温暖化の防止に役立ちます。森林伐採の防止などにもつながりますので環境への好影響は非常に大きいです。

Q:太陽光の反射を防ぐ方法はありますか?
A:反射をしにくいモジュールを開発しているメーカーがあるのでその商品を使用することをお勧めします。設置後に塗布することで反射を抑える商品もあります。
状況に応じて使用してください。

Q:税金控除できると聞きましたが詳しく教えてください
A:太陽光発電を設置するとグリーン投資減税という税額の控除を受けることができます。
次の3つから選択することができます。
1 即時償却(取得価格の100%全額償却)
2 普通償却に加えて取得価格の30%相当額を限界として償却できる特別償却
3 中小企業に限り、取得価格の7%相当額の税制控除
※1は平成27年3月1日まで適用
2・3は平成28年3月31日まで適用

日本住宅工事管理協会では皆様からのご相談を無料にて承っています。
わからないことなどがありましたらお気軽にご相談ください。

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