太陽光発電の保証について

太陽光発電はメンテナンスフリーではありません

一般的に太陽光発電は壊れにくいものといわれていますが環境等の外部要因等で壊れたり不具合が出たりすることがあります。20年以上の長い期間をみて投資を行うので壊れてしまい大損をしてしまった!なんてことにならないように各メーカーは様々な保証やメンテナンス制度を設けています。

メーカーごとにそれぞれの特徴があり、このメーカーの保証内容が特にいいなどはありませんがどのような保証があるのかは確認しておくべきでしょう。

メンテナンスの必要性

太陽光発電でも不具合は起こります、不具合が起こりそのままにしておくと期待していた十分な発電ができず大きく損をしてしまうことがあります。

保証内容とあわせてメンテナンスについても購入前に施工会社に必ず確認しましょう。

ソーラーパネルの保証期間

ソーラーパネルの保証期間は最低でも10年以上になっています。これは10年以上の保証をつけないと国からの補助金を受けるための基準を満たさないからです。(国からの補助金は2015年3月31日で終了しています)ただし、気をつけなければいけないのが無償/有償、補償範囲などがメーカーによって異なっています。
ソーラーパネル以外の部品(モニタやケーブルなど)は太陽光パネルと保証期間が異なっているためパネルだけではなくそのほかの部品の保証期間も確認する必要があります。

またメーカーによっては購入時に申し込みを行わないとメーカー保証が行われない場合があります。通常は施工した業者に依頼した場合、問題なく保証を受けられるようになっていますが万が一の場合もありますので頭に入れておきましょう。

ソーラーパネルの保証の種類

ソーラーパネルには通常2種類の保証があります。

  • 出力保証
  • 製品保証(システム保証)

出力保証

出力保証はソーラーパネルの出力をメーカーの規定に伴って一定期間発電量が基準値より低下した場合メーカー負担で修理や交換を請け負ってくれる保証になります。メーカーごとに大きな差があるため購入前には必ず確認をしましょう。

例)カナディアンソーラー
太陽光電池モジュール出力保証 25年間
出力保証範囲 公称最大出力値を基に設置1年目は97%を下回らないこと、2年目から24年目まで毎年0.7%ずつ減少、25年目が80%を下回らないことを保証します。
例)ノーリツ
太陽光電池モジュール出力保証 20年(一部商品を除く)
出力保証範囲 太陽電池モジュール出力の公称最大出力値が使用開始から10年未満は80%以上。10年目から20年未満は72%以上について保証します。
公称最大出力値とは
メーカー記載の1ソーラーパネルあたりの発電量です。出力保証に使われるのは一般的に公称最大出力値の下限(※90%)になります。※メーカーごとに異なります。
例)公称最大出力が200W/最大出力の下限が90%/出力保証が90%/ソーラーパネルの場合

パネル公称最大出力 = 200W
最大出力下限    = 180W (200W×0.9)
出力保証基準値   = 162W (180W×0.9)

出力保証においてよく出力保証対象になったかどうかの判断ができないという相談をいただくことがあります。出力状態に関しては工場に持ち帰り検査を行えば正確にわかるみたいです。ただし、疑わしいと感じるたびに工場に持ち帰って検査を行うわけにはいきません。チェックを行うためにはやはり発電量を定期的にチェックを行い記録をし変化の推移を見ることが重要になります。

製品保証

出力保証が電力を保証するのに対して製品保証はソーラー・パネルが何かしらの理由により故障等したときに交換や修理を行ってくれる保証です。
周辺機器に対する保証も製品保証の中に組み込まれておりシステム保証とも言います。出力保証と同じくメーカーごとに異なっており購入前には出力保証とあわせて確認する必要があります。

また、注意点としまして周辺機器に対する保障期間が異なることがあります。

例)パワーコンデッサー10年 モニタ1年など

それぞれに何年保障期間があるのかも確認しておいたほうがよいでしょう。

災害補償

火災や自然災害によって壊れたソーラーパネルは通常保障の適用外ですが災害補償制度を用意しているメーカーもあります。

例)京セラ、サンテックパワージャパン、ソーラーフロンティアなどは有償にて災害補償制度を行っているメーカーもあります

ほかの保障と同じくメーカーごとに補償制度は異なります。
屋根に載せる場合には火災保険の適用範囲内なのか事前に保険会社に確認しておくとよいでしょう。

メーカーや販売店の倒産について

どのメーカーも保証を充実させていますが設置を考えられている方から「メーカーや販売店が倒産した場合どうなるの?」というような相談を受けたことがあります。

これに関してはメーカーごとに異なっていますが第3者機関を利用して保険をかけているメーカー等もありますのでこちらも事前に販売店に確認することが重要です。

メーカーよりも最近問題にあげられるのは販売店が倒産してしまった場合です。太陽光発電の需要が爆発的に増えたことで新しい太陽光発電の会社が急激に増えました。事業が太陽光発電のみ場合需要が少なくなったときに売り上げが急激に冷え込み倒産する可能性が高いといわれています。販売・施工会社を選ぶ際には倒産のリスクを考えて業者の選定を行うことが重要です。

通常、太陽光発電システムやモジュール出力の保証はメーカーが工事に関する保証はそれ以外の販売店が責任を負います。しかし、メーカーや施工会社の保証はそれぞれの会社が倒産してしまえば意味をなくしてしまいます。20年以上の長い時間を付き合っていくものですので業者選定は非常に重要になります。

日本住宅工事管理協会では厳しい基準をクリアした安心できる会社様からのみ見積もりをとっております。安心できる業者と第3者機関の日本住宅工事管理協会で皆様をサポートさせていただいておりますのでぜひお気軽にご相談のご連絡いただければと思います。

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