太陽光発電コラム

【太陽光発電】一括vs分離発注!メリット・デメリット検証

2017.04.06

手間をカット?コストをカット?悩ましい発注方法

太陽光発電の事業主様が最初に悩むことになるのが、
発電所を運用するまでの様々な作業を
どこにどのような形で依頼するかという事でしょう。

最適な土地探し、発電設備の選定、事業を行うにあたって必要な申請手続き、設備設置工事などなど……。

これらの作業を事業主本人が行うのか、
一つの業者に全て任せるのかによって手間やコストに差が生じます。

では、どちらの方法で進めるのがベストなのでしょうか。
まずは具体的な作業内容についてみてみましょう。

細分化してみると作業内容は多岐にわたる

実際に必要な作業内容をみていくと、

・土地の選定
・電力申請
・設備認定申請
・その他各種申請
・システム選定
・造成工事、基礎工事
・設置工事
・電気工事
・フェンス設置工事
・連系立会
・メンテナンス

など、知識やスキル・経験、技術などが重要となるものが目立ち、
ひとことで「作業」といってもその幅は非常に広いということが分かります。

業者に頼む?自分でやる?発注方法の種類

これらの作業を行うための方法は大きく分けて次のふたつ。

●EPC(まとめて一括発注)

すべての作業を一つの業者にまとめて依頼する方法です。
つまりここでいう「発注」とは設備そのものを一括で発注するという意味だけではなく
申請や設置など全ての作業を一社に任せるということを示しています。

●分離発注

すべての作業を事業主様本人がトータルに行う方法です。
※もちろん、自分ではできない部分もありますので、そういった部分は業者に依頼することになります。

それぞれにメリットとデメリットがありますので
どちらを選ぶかは事業主様の判断によるところとなります。

次にそれぞれの特徴、メリット・デメリットをご紹介しますので
どちらが自分に合うのか検討する材料にしてください。

EPCのメリットデメリット|作業漏れのリスクは少ないがコストがかさむ?

まずはEPCから見ていきましょう。

EPCの利点はやはり何といっても作業の取りこぼしや申請不備等を防げるというところです。

しかし反面、実際の作業を行っているのは依頼した一社ではありません。
多くはその下請け業者が行っているため、
結果的に費用がかさむというデメリットがあります。

□EPCのメリット
すべてのフローを連携して行える分、未作業のまま進んでしまうリスクが無い
・補償や保険などが統一できるため、システム不具合時の連絡先が一つで済む

□EPCのデメリット
・作業の進捗や、費用の内訳が見えにくい
・一括して行う分、すべての作業が一社の下請けに入るので、コストが嵩む

□EPCの注意点
業者選びはとても重要です。
前述の通り、作業内容は多岐にわたります。

全ての作業について豊富な経験と知識があり
効率よく進められる業者でなければ、
せっかく一括して頼んだのにまったくメリットが発揮されないケースがあります。

またコストの詳細が見えづらくなるという点もEPCの特徴です。
一社に全て任せているため、細かな進捗状況などが見えにくくなってしまうのです。

だからこそ、信頼できる業者に依頼する必要があります。
信頼できない業者、いい加減な業者を選んでしまうと
最悪、作業途中で丸ごと宙に浮いてしまうということもあり得ます。

一社に丸ごと任せていたわけですから、
業者と連絡がつかなくなったり倒産してしまった場合に大きなリスクを背負うことになるのです。

分離発注のメリットデメリット|手間はかかるがコストは省ける?

分離発注の場合、EPCのように業者に丸投げしてしまうことが出来ません。
当然その分、事業主様の作業が増えます。

しかし、手数料等のコスト削減に繋げやすくなるという利点がありますし、
自分で行うわけですからお金の動きなども分かりやすく、
透明性と納得感があります。

□分離発注のメリット
透明性がある
・一つ一つの作業で最も効率のいい会社を選べるので、コストカットに繋がる

□分離発注のデメリット
・すべてのフローが連携していない分、作業効率が悪くなる
・それぞれの会社で保険に入ることになり、相互打ち消し合ってしまう可能性がある
・システム不具合時に原因究明に時間がかかり、保証責任が不明確になりやすい

□分離発注の注意点
分離発注を行う事業主様に最も頭に入れておいて頂きたいのが
すべて自分で行わなければならない」ということ。

依頼先がバラバラですので、
事業主様本人がすべての業者に自ら連絡を取り続ける必要があります。
従ってどれか一つの作業が滞った場合の相互連絡も、
自身で行う必要があります。

もう一つ覚えておきたいのが施工保証について。
分離発注の場合、工事も別々の会社に頼むことになります。
すると、それぞれの会社の施工保証が適用できなくなってしまうことが考えられるのです。
※通常、工事会社は自社の施工後に別会社の手が入ると、自社の施工部分も保証できなくなってしまうため。

この場合、いざ発電所に不具合が起こった場合、
「どの業者が責任を取るのか?」という事態に陥ってしまうのです。

あなたは初めて?2基目以降?発注方法を選ぶ基準は

次に実際自分はどちらの方法で発注するのが良いのか?
をみていきます。

実際にはお一人お一人の事情などによっても異なりますので
しっかりとお話しを伺わなければ一概に決めることはできませんが、
一般には次のような基準で選ぶのが良いとされています。

●初めて太陽光発電事業を行う→EPC
●とにかく忙しい→EPC
●細かな作業などは任せたい→EPC
●既に2基目3基目で申請手続きなども大体分かっている→分離発注
●手間をかけてでもコストダウンを図りたい→分離発注

EPC・分離のデメリットをカバーするお手伝いをします

日本住宅工事管理協会では、事業主様にとって最適な発注方法は何かを
専門のスタッフが一緒に考え、EPC・分離、どちらの方法を取られても
安心して発注できる業者を紹介しています。

当協会にご相談いただくことで、それぞれの発注方法の
デメリットをカバーすることも可能です。

例えばEPCの場合。
先程お伝えしたように業者選びが重要ですが、
当協会では厳しい認定基準をクリアした「指定優良業者」のご紹介を行っています。

また、分離発注の場合も完全に個人で行うとなるとハードルが上がりますが、
それぞれの発注先の選定を当協会がお手伝いしますので
安心して依頼できる業者に行うことができます。
さらに間に当協会が入ることで、何かお困りのことがあった際にも
「相談先がある」という安心感を持っていただけると思います。

これから新たな発電所を設置しようとお考えの方は、
ぜひ一度日本住宅工事管理協会へご相談下さい。

日本住宅工事管理協会のEPCではメンテナンス会社による完工後チェックも実施しており高利回りと透明性を持ってご提案が可能です。

当協会のEPCページはコチラ→http://nichijuko.net/kittop/
分離発注をお考えで部材をお求めの方はコチラ→http://nichijuko.net/buzai_sale/