太陽光発電コラム

ここが変だよ!太陽光発電販売業者!

2014.06.13

ここが変だよ!太陽光発電販売業者

2012年7月に固定価格買取制度が制定されてからまもなく2年がたとうとしています。
世界規模で見ても昨年度日本は太陽光発電の設置件数1位になるくらい、普及が急速に広がっています。

普及があまりにも急速だったため、施工レベルが足りていない、適切な知識を有しないで販売活動を行っている、等の業者が数多く存在していました。
現在では数は少なくなったとは言え、まだまだ、このような業者は多いです。

ここのページでは、当協会にご相談いただいた内容を元にこれはおかしいと感じた内容をご紹介していければと思います。

見ていただくことで、業者選定やトラブル回避にお役に立つかと思います。

何を基準に見積もりを出しているのかわからない業者

インターネットで太陽光発電の見積もりを簡単に取ることが出来るようになっています。
当協会もそうですが多くの業者がwebを活用して見積もりや一括見積もりのフォームを設けています。

事業主様の中には数十社から見積もりとられている方が少なくありません。(多く見積もりを取ることに問題はありません)
インターネットで見積もりを集めている業者の中には見積もりが来たタイミングで、とりあえずの金額を出している会社が多いです。
それらの会社全てを否定するわけではありませんが、太陽光発電の設置は設置場所の現状によって(野立ての場合であれば土地の状況、屋根の場合であれば屋根の状況等)費用が大きく変わってしまいます。
設置場所の条件を考えないで概算の費用を出したとしても、ほとんどの場合これらの数字は役に立ちません。

概算の見積もりだったとしてもある程度正確なコストを産出するためには、設置場所を必ず見る必要があります。

事業主様(以下T様)からご相談いただいた例として次のような内容がありました。

ご相談内容:見積もりの見方を教えてほしい

詳細
インターネットを活用して6社から見積もりを取られていました。具体的な社名は避けます。
A社1kW:約22万円
B社1kW:約25万円
C社1kW:約25.5万円
D社1kW:約25万円
E社1kW:約25万円
D社1kW:28万円
このような見積もりが届いていました。

T様はこれらの見積もりをみて、大体の相場は1kWあたり25万円くらいと考えていましたが見積もりの項目を見ても良くわからないので見積もりの見方を教えてほしいとご相談を受けました。

結論から申し上げるとこの6社の見積もりを行った会社はどこも現場を見ておらず、D社を除くと、そもそも航空写真などで土地すら確認していない可能性が高いと判断できます。

後日、事業主様からご要望を頂き、協賛会員に現場の調査をいらしてお伺いさせていただき確認させていただいたところ、目視だけでも影を作る可能性のある気の伐採、整地のための土木工事が必要なことがわかりました。

この点だけでも1kW:22~25万円の費用で設置をするのが難しくなります。
さらに後日、地盤の簡易調査を行ったところ、一部地盤が弱い可能性があるところがわかりました。
モジュールを乗せる架台には地盤の強さに合わせて3種類程度の架台の種類があります。
詳細:太陽光発電架台について

ですが見積もりの中の架台は全て、一番安い単管杭うち架台で見積もりがなされていました。
単管杭うち架台がだめなわけではありませんが今回の場合は地盤に合った、スクリューかコンクリート基礎を選ぶ必要性があったでしょう。

架台の費用が変わったことでまた金額が変わります。
この用に見ていくと見積もりの妥当性という点だけで見ていくとD社の1kW:28万円が一番妥当になります。

お見積もりに関して

インターネットを活用すると多くの見積もり取ることが出来ますが、根拠がある数字かどうかはわからないということになります。

事業主様に気をつけていただきたい点は、現場を見ない限り正確な見積もりを出すことは出来ないということです(屋根の場合屋根に上る)。

現場を見てもらうことによって、見てもらった業者に営業をかけられることを気にしている事業主様もおられると思います。
しかし、正式な見積もりを算出するためにも現場調査を行うことが必要不可欠ということをご理解していただければ幸いです。

現場を見てもらっても必ず依頼をしなければいけないわけではありませんので積極的に現場を見てもらい、様々な意見をもらうことをお勧めします。

補足
インターネットで一括お見積もりを取られた方から次のような話を来たことが数回あります。
一括見積もりを行ったときから非常に電話営業が多くなった。
しかも、自分たちの情報を持った上で・・・

一括見積もりの業者によってはお問い合わせいただいたデータを登録している業者にまとめて送ることもあるみたいです。
(当然当協会はそのようなことは行っていません)

一般社団法人 日本住宅工事管理協会について

最後に当協会について少しお伝えしたいと思います。
当協会は第三者機関として太陽光発電の無料相談を行っています。
コストの面に関しては協賛会員による見積もりも受け付けています。

見積もりに関して

お見積もりの依頼をいただくと次のようにご対応させていただきます。
1 当協会よりヒアリングのお電話
2 協賛会員による現場の調査
3 お見積もりの作成

お見積もり作成の前には協賛会員よりヒアリングをさせていただくことがあります。
(現場調査時に行うことが多いです)
ヒアリングをさせていただくことで、事業主様のご要望にあったお見積もりになります。

作成されたお見積もりは当協会にも届くように設定していますので、出てきた見積もりを客観的に判断させていただいております。
あくまで当協会は事業主様の収益を最大にすることを目的にしていますので、協賛会員の場合でも客観的にご判断させていただいております。

太陽光発電事業を検討される中でお困りのことがありましたらお気軽にご相談いただければ幸いです。