太陽光発電コラム

人気高騰中! 両面受光型太陽電池って!?

2016.11.24

両面受光型太陽電池って?

今回は、最近人気の両面受光型太陽電池についてご紹介します。
両面受光型太陽電池はその名の通り、パネルの表面と裏面どちらからも発電量を得ることのできる製品です。
単結晶の高効率セルにより、パネル枚数と初期投資費用を抑えて、より狭い土地面積から多くの収益を確保できます。
これからの太陽光発電設備を考えていく上で、欠かせないアイテムになりそうです。

 

両面受光型太陽電池のメリット

① 方位を問わない

最大の特長は、設置方位を問わないことです。
従来の片面セルタイプのパネルであれば、南面に傾斜角度10°~30°で設置することが多かったですが、両面受光型は方位を問わずにほぼ同等の年間発電量を確保することが可能です。


(矢木コーポレーション株式会社 http://www.yagicompany.jp/sunjoule/merit/)

野立てに限らず、既存の道路のガードレールや、建物の屋上の柵に設置したり、垂直に立てて設置可能な場所にも最適です。
設置角度に影響されることなくほぼ一定の年間発電量を維持するので、安定した収益を期待することができます。

② コスト削減

両面受光型太陽電池は、製造コストの中で大きな比重を占めているシリコン基板の材料費を下げることができます。
両面からの受光によって電気変換効率も高まるため、結果として低コストの太陽光発電システムを実現できるのです。
両面受光型太陽電池は東西設置することで朝日と夕日が当たるため、さらに効率が上がります。
最近では高出力の両面受光型太陽電池も増えており、320Wという数値のものもあります。
260Wパネルより高い出力なので、その分枚数は少なく済み、接地面積もコストも削減できます。

③ 積雪地帯にも適合

両面受光型太陽電池は裏面のセルで、地面からの反射光を利用して発電することができます。
つまり反射光の強い設置場所であればあるほど適しているわけです。
積雪地帯の場合、真っ白な雪原が眩しいほど太陽光を反射しますので、その分両面受光型太陽電池を高効率に発電させることができるのです。
垂直設置にすれば積雪の影響もありません。
冬には雪に埋もれてしまうから、と諦めている事業者さんに、雪こそ強い味方になる両面受光型太陽電池はお勧めです。

 

両面受光型太陽電池のラインナップ

1. HITダブル

(http://www2.panasonic.biz/es/souchikuene/solar_industrial/HITdoubleseries.html)

パナソニックのHITダブルは、高品質なHITセルを裏面にも搭載し、さらにライトスルー構造により多くのひかりの透過を可能にしています。
HITのセルを強化ガラスで挟み込み、両面発電で約30%の発電効率向上が期待できます。
最大出力は225Wとやや低めですが、その品質と高い効率性で常に大人気のパナソニックHITシリーズから、両面受光型太陽電池が出たことで注目されています。

2. ハーフカット×N型単結晶×両面発電

(https://energy.dmm.com/product/%E5%8D%98%E7%B5%90%E6%99%B6%E3%83%A2%E3%82%
B8%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AB-320w-dmm6-60ma-320m)

DMMのN型単結晶ハーフカットセルは、320Wという高い出力を誇り、裏面を透明バックシート構造にすることで地面からの反射光を利用して発電を可能にしています。
また、両面共にセルを標準サイズの半分にカットしたハーフカットセルを採用することで、セルの電力ロスを1/4も減少させ、変換効率を19.8%という高い水準にまで向上させました。
これだけの高出力パネルであれば、設置枚数を削減させ、小さめの土地にも過積載が可能になります。

3. サンモジュール バイサン

SW280 duo

(http://www.solarworld.jp/fileadmin/downloads_new/produkt/sunmodule/datenblaetter/jp/mono
/bisun_280_duo_jp.pdf)

ドイツで製造されたソーラーワールドのWクリアガラスモジュールは、抜群の耐候性と耐久性を備え、高効率のDuoセルを使用することで出力をアップさせています。
両面ガラス技術において、あらゆる気象条件下でも安定した発電量を誇ります。
さらにソーラーワールドの高い品質基準をクリアしたパネルは、リニア出力保証が業界No.1の30年間です。

4. パワフル発電のLシリーズ

(https://www.toshiba.co.jp/sis/h-solar/powerful/270w/index_j.htm)

東芝の新しい住宅用太陽電池モジュールLシリーズは、セル表面がピラミッド形状の凹凸になっており、反射光のロスを軽減させることで光吸収率を向上させています。
さらに、セル表面を覆う従来のAR(反射低減)コート薄膜層との間に、粒子形状を均一化させたナノ薄膜層を蒸着させることで、セルにしっかりと太陽光を取り込むことができ、発電効率をUPさせました。
住宅用太陽光電池に定評のある東芝の新シリーズで、パワコンなどの周辺機器も含めた高効率な太陽光システム構築も可能です。

 

4つのメーカーの両面受光型太陽電池をご紹介しましたが、他のメーカーでも開発が進んでいますので、今後どんどん市場に出てくる商品かと思われます。
高い出力のものを選ぶのか、保証の手厚いものを選ぶのか、それともパッケージでお得なものを選ぶのか、、、
日本住宅工事管理協会では、事業者さんそれぞれに合わせたプランをご提案します!
ぜひ一度ご相談下さい。