太陽光発電コラム

使っていない土地で分譲太陽光発電所を設置するメリット

2016.10.27

昨今、全国の遊休地を募集する太陽光発電業者の広告を、よく目にするかと思います。
かなり細かく条件を指定している会社もあれば、とりあえず使っていない土地があれば連絡してほしいといったものまで様々です。
しかし、たとえ今は使っていない土地だとしても、そう簡単に売却や譲渡を決められない場合もあるかと思います。
先祖代々受け継がれてきた土地だったり、近隣住民の目もあって大幅に景観を崩す事業をされても困る場所だったり・・・色々な理由でなかなか処分できずにいる方も多いでしょう。
そもそも、どんな土地だったら太陽光発電事業向けなのか?
わざわざ連絡してみて使えなかったら面倒だな・・・なんて方もいるのではないでしょうか。

 

遊休地ってなに?

遊休地募集の広告では、様々な言葉が多用されており、結局よく分からないという場合も多いです。
一つ一つ見ていきましょう。

【遊休地】
遊休地とは、住宅や農地や駐車場などを初めとした、どのような用途でも使われておらず、有効活用されていないような土地のことです。
現在使用していないすべての土地の総称です。

【遊休土地】
遊休土地とは、土地取得後2年以上利用されていない土地のことです。
国土利用計画法の許可・届出をして取得してから、2年経過しても利用されていない一定の面積以上の土地で、都道府県知事が利用を特に促進する必要があると認めたもののことをいいます。
遊休土地の通知を受けると、土地の利用・処分の計画を届け出なければならなくなります。
届け出た計画に対して都道府県知事から助言・勧告が行われますが、これに従わないときは、地方公共団体などに売り渡す協議を行わなければなりません。

【遊休農地】
遊休農地とは、農地法において、


ア.現に耕作の目的に供されておらず、かつ、引き続き耕作の目的に供されないと見込まれる農地

イ.その農業上の利用の程度がその周辺の地域における農地の利用の程度に比し、著しく劣っていると認められる農地(アを除く)

と定義され、農地の有効利用に向けて、遊休農地に関する措置を講ずべき農地のことです。

平成25年の農地法改正により、遊休農地を始めとする耕作放棄地対策が強化されました。
既に耕作放棄地となっている農地のほか、耕作していた所有者の死亡等により、耕作放棄地となるおそれのある農地(耕作放棄地予備軍)も対策の対象となりました。
農業委員会は、所有者に対し、農地中間管理機構に貸す意思があるかどうかを確認することから始めることとする等、手続の大幅な改善・簡素化により、耕作放棄地状態の発生防止と速やかな解消を図ります。
農地の相続人の所在がわからないこと等により、所有者不明となっている耕作放棄地については、公示を行い、都道府県知事の裁定により、農地中間管理機構が借り受けることができることとなりました。

遊休農地対策の概要(PDF : 147KB)
http://www.maff.go.jp/j/keiei/koukai/attach/pdf/yukyu-1.pdf

 

遊休地を分譲太陽光発電所にしたら本当に売れるの?


このような土地を、分譲太陽光発電所の設置により、高く売却することが可能です。
再生可能エネルギー事業は年々増加の一途を辿り、売電単価の低下にもかかわらず、投資事業者として検討している事業者さんは跡を絶ちません。
しかしこうした事業者さんの中には、土地の所有者ではない方も数多くいるのです。
そんな事業者さんたちがまず何をするか、それは当然ながら土地探しです。
たくさんの不動産屋に声を掛け、土地の情報を集めて、めぼしい物件が出てきたら今度は太陽光発電業者に連絡して、経済シミュレーションを取るという流れです。
そうして準備を進める中で、太陽光には適していないと判断されたり、もしくは他の買い手さんに先を越されてしまったりと、なかなか着手できずにいる方も多いです。
こうした事業者さんたちにとって、土地付き太陽光発電システム=分譲太陽光発電所は、面倒な情報収集や煩雑な手続きを省略できる、大変魅力的な商品なのです。
システム設計は日本住宅工事管理協会で、設置費用は買い手さん負担で導入可能です。
土地オーナーさんへの負担を軽減し、土地をより売りやすい物件に変えられます。

もちろんすべての遊休地が太陽光発電所設置に向いているとは言えません。
起伏に富んだ地形であったり、元水田などの地盤が軟弱な土地、竹林や山林を伐採しないと正確な測量も難しい場所など、すぐに着手するのは困難な場合もあります。
しかし、以前は敬遠されていた斜面も現在では設置可能ですし、仮に多少軟弱地盤であっても基礎さえしっかりと施工すれば十分に設置可能です。
隣接地に建物や森などがあって土地の一部に影がかかる場合でも、設置方法やモジュールの種類を選定することで、利回りのいい発電所設置は難しくありません。
太陽光発電事業は、急速な技術向上、製品品質向上により、以前より様々なことが可能になっています。
大切なのは、その土地の形や状況に合ったプランニングと、技術と実績を持つ施工会社に工事を任せることです。
知識の無い業者がプランニングし、さらにいい加減な施工会社が着手したことで、電気配線に問題が出たり、非効率的な設置によって発電量が低下したりと、この数年で太陽光発電にかかわるトラブルは枚挙に暇がありません。
このようなトラブルを回避するためにも、きちんとした業者にまかせて、より効率のいい太陽光発電所を設計してもらいましょう。
利回りのいいシステムであれば、多少土地の価格が高くても、買い手さんを見つけることは十分にできます。

【土地が売れずにお困りのオーナー様へ 遊休地大募集!】

日本住宅工事管理協会では、太陽光発電所設置のための費用計算や、買い手さんをご紹介することも可能です。
現在、何にも使えず、何年も売れずに持て余している土地をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせ下さい。