太陽光発電コラム

イロモノだって侮るな!実はすごい!水上型太陽光発電

2014.05.25

水上型!?こんな太陽光発電見たことない!

太陽光発電はいまや太陽光発電は飛ぶ鳥を落とすがごとくの広がりを見せています。
ほとんどの方が一度は太陽光パネルを見たことがあると思います。

でも太陽光発電システムは様々なものがあり、皆様が見たことがないようなタイプのものも存在します。

今回は名前の通り、水上に設置を行う太陽光発電をご紹介いたします。

水上太陽光

水上に発電設備!保冷効果で発電力アップ

街中に住んでいるとあまり目にしませんが、少し郊外にでると池やため池がある戸思います。小さいものから大きいものまで様々な形のものがありますが、この池に太陽光発電を設置してしまうのが水上型太陽光発電システムです。

何でわざわざ池に発電設備を作るのでしょうか?そんな問いにもお答えしながら、水上型太陽光発電設備をご紹介したいと思います。

水上発電は発電効率がいい!

水上発電にはメリットがいくつかあります!

一つは気温による発電量の低下が少ないことです。

結晶系の太陽電池の場合は顕著に問題として出てくるのが、温度による発電量の低下です。
ご存知の方も多いと思いますが、太陽光発電は気温が上がると発電効率は下がってしまいます。

太陽エネルギーを利用しているのに暑いのはだめと少し不思議な感じもしますが、実証データでも発電効率は下がっています。

これは結晶系で主に使われているシリコンが熱に弱いため気温が上がってしまうと発電量が下がってしまうからです。

水上に発電所を設置すると熱は水に吸収されて水面に残りにくくなります。それにより、地表に比べると数度低い状態が保たれます。温度が上がりにくくなる結果、気温が上がることで発電量が下がることを防げます。

発電量が増える理由は他にもあります。
野立てに太陽光発電システムを設置する場合、影の影響を大きく受けてしまいます。
それに対して水上であれば影の影響を受けにくく、影による発電効率を下げることができます。

初期費用を抑えることができる!

太陽光発電設備を設置する場合は土地の状態に合わせて、整地工事を行うことがあります。
整地工事は(状況に応じて変わりますが)大きな費用がかかる場合があります。
水は常に水平に保たれていますので。整地工事を省くことができます。

また、大きな課題を使用する必要がないため、架台代を減らすこともできます。
ちなみに水上ソーラーの架台は水に浮かせるために発泡スチロールでできており、こちらも費用を抑えることができるようになっている。

デメリットもある

問題点として挙げられるのは、常に水に浸かったままで20年間の長期間の運用を行うことができるかどうか?また、野立てや屋根に比べて固定されていないので強風などに耐えることができるかどうか?です。

これらの耐久性の問題が完全にクリアされているかどうかはわかりませんが、融資を行う金融機関が今までに比べて、水上の発電設備に対して融資を行っている点を見ると耐久性への不安も解消されつつあるように見えます。

まだまだ、これからの技術になりますが「発電性能」「設置費用」これらのメリットを考えると水上型発電施設がお近くの池にできるのもそう遠くないかも知れません。

池の所有者は土地の所有者よりわかりにくいので所有者を探すのが難しいかも知れませんね。

日本住宅工事管理協会では水上発電設備に関してもご相談をお受けしています。
一括見積もりも承りますのでお気軽にご連絡ください。