太陽光発電コラム

熊本地震 太陽光発電は壊れていても触らない!JPEAなど注意喚起

2016.05.09

今回の熊本県を中心とした地震で被害に遭われた方へ心よりお見舞いを申し上げますと共に
被災地の1日も早い復旧・復興をお祈り致します。

震災後の太陽光発電に関する注意換気

ご注意ください!
太陽光発電システムは破損していても発電し続けている可能性があり
感電・漏電・火災などの危険性があります。

今回の熊本地震は、2012年のFIT制度でいっきに普及が加速した太陽光発電設備が
はじめて体験する大きな地震です。

特に、九州地方は日射条件がよいため普及率が高く、
野立て・家庭用ともに導入している方が多いといわれています。

そこで、 特定非営利活動法人 太陽光発電所ネットワークや
一般社団法人 太陽光発電協会(JPEA)より、
地震で壊れた太陽光発電設備に関する注意換気が出ています。

大きな地震があった地域で、太陽光発電を行っている方は、
次の点に充分注意するようにしてください。

【注意事項】被災地の太陽光、壊れていても発電しているかも

以下は太陽光発電所ネットワークによる”注意喚起”を要約したものです。

●被災した太陽光発電による漏電や火災の可能性がある

壊れていても、太陽の光が少しでも当たれば発電する

●断線したケーブルの先端には数百ボルトの電流が流れている

●直接触ると感電する

●パネルが雨にさらされると感電の範囲が拡大する可能性がある

●雨の後太陽光を浴びると、火災の危険性が出てくる

●野立ても家庭用も危険性は同じ

●家庭用の場合、生活圏であるためより注意が必要

このように、被災した太陽光発電設備は

漏電・感電・火災などの危険性が高いと考えられますので
取扱いには充分に注意が必要です。

【対処時の注意事項】被害に遭った太陽光発電、対応は慎重に行う

では、実際に太陽光発電設備が震災被害を受けた場合、
どのような点に注意する必要があるのでしょか。

以下は、JPEAによる”取扱いに関する留意点”を要約したものです。

●破壊されていても、感電の恐れがある

●被害の対処は、販売会社・施工会社に連絡して処置の依頼をする

【作業を行う場合の注意事項】

●救助や復旧作業でこわれた太陽電池パネルなどに触れる場合、
 絶対に素手では触らず、電気用ゴム手袋などの絶縁性がある手袋を使用する

●作業にあたっては、ブルーシートや段ボールなどで覆いをする
 裏返しにするなど、できるだけ太陽電池パネルに
 光が当たって発電しないようにする

●複数の太陽電池パネルが配線でつながっている場合、
 パネル間のコネクタを全て抜く

●太陽光パネルとその他の設備が配線でつながっている場合は
 全てのケーブルのコネクタが抜かれていることを確認し、
 配線を切断する(
電気工事士が行う)

●配線を切断した場合や、ケーブルが切断されてしまっている場合は
 配線の切断面から銅線がむき出しにならないよう
 絶縁テープなどを巻いておく(
電気工事士が行う)

●配線の切断・絶縁作業は、必ず電気工事士が行う

●夜間や日没など日射等がないときでも、
 日射があるときと同等の作業を行うようにする

「触らない」&「連絡・相談する」を徹底しましょう

このように、太陽光パネルは破損していても
太陽光があたっている限り発電し続けている可能性があります。

感電する恐れがありますので触れないようにしましょう。

また、雨などにさらされると関電の範囲が広がったり
雨の後に太陽光を浴びると火災を起こす可能性があるなど危険です。

まずは自己判断で触らないということを徹底し、
早急に設置工事を行った業者に連絡をするようにしてください。

設置業者がすでに事業から撤退していたり、会社が無くなってしまっている場合など
連絡が取れずにお困りの方は、どうぞお気軽に当協会までご相談ください。
アドバイスや出来る限りのサポートをさせて頂きます。

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