太陽光発電コラム

「カーポートで太陽光発電」は本当に得?増設前に押さえたい5ポイント

2016.04.05

カーポートでの発電をご検討中の方へ

「屋根上での太陽光発電を計画しているんですが、
 あとちょっとで全量買取になりそうなのに、面積が足りなくて。
 カーポート発電も一緒にしようと思っているんですが、どうでしょうか?」

など、カーポートでの太陽光発電についてお問い合わせをいただくことがあります。

そこで今回は、カーポートでの太陽光発電に関する情報と、気を付けたい点についてお伝えします。

カーポートでの発電には大きく2つの方法があります

カーポートにおける太陽光発電の方法は大きく分けると2種類あります。

ひとつは、既にあるカーポートに太陽光発電設備を設置するというもの。

もうひとつは、最近増えたのが「太陽光発電付きカーポート」と呼ばれるものです。

では、順に解説します。

◆パターン1、既にあるカーポートに太陽光発電設備を設置する

多くの方がはじめにイメージするのはこちらだと思います。

ただ、この場合はカーポートの強度が重要となってきます。

というのも、太陽光パネルは1枚当たり15~20kg程度するものが多いのです。

これを複数枚設置するとなると、それなりの重量になりますので、
それに耐えうるだけの強度が必要です。

まずは、設置ができるかどうかを設置業者などに確認するようにしましょう。

◆パターン2、太陽光発電付きカーポート

こちらは、太陽光パネルとカーポートが予め一体化されている商品です。

予め太陽光発電設備が一体となっているので、
重量などの強度に対する心配がいらないのが特徴です。

また、配線などがすっきりとまとまっているものが多いので、
既存のカーポートへ後から載せるよりも仕上が美しいと言われています。

太陽光発電付きカーポート
(出典:ソーラージャーナル)

カーポートで発電する場合に気を付けたいこと

 1.設置できるスペース(面積)があるか
 2.建物の陰になっていないか
 3.メーカー保証の確認はできているか
 4.屋根とカーポートで設置業者が違う場合の保証はどうなっているか
 5.後付けで増設した場合は、買取の価格や期間がお得にならないことも
1.設置できるスペース(面積)があるか

設置するにはそれなりのスペースが必要です。

更に、全量買取にする目的などのためにたくさん発電したいのであれば
それだけ広い面積が必要となります。

2.建物の陰になっていないか

特に気を付けたいポイントです。

太陽光発電はその名の通り太陽の光をエネルギー源としていますから、
建物などの陰に入っていてはもともこもありません。

特に、カーポートの位置は低いので注意が必要です。

3.メーカー保証の確認はできているか

屋根とカーポートでパネルメーカーを別々にした場合、保証が付かなくなることがあります。

また、多くのパネルメーカーはメーカー保証を付ける際に一定の条件を設けています。

メーカーが指定する設置条件を守らない場合は、保証の対象外となることがあります。

そのため、既存のカーポートの上に設置する場合は強度の問題などもあるため
メーカーの補償内容に影響する可能性があり、注意が必要です。

設置前にしっかり業者やメーカーに確認するようにしましょう。

4.屋根とカーポートで設置業者が違う場合の保証はどうなっているか

屋根上に設置する業者と、カーポートに設置する業者が別々の場合、
施工補償が適用されなくなる可能性があります。

事前に両方の業者にしっかりと確認を取るようにしましょう。

5.後付けで増設した場合は、買取の価格や期間がお得にならないことも

中には、すでに10kW 未満の家庭用の太陽光発電を始めていて、
新たにカーポートにパネルを増設しようとお考えの方もいると思います。

そういった方は、気を付けなければいけないことがあります。

少しややこしいのでここでは詳しい説明は割愛しますが、
条件によってはお得になりにくいことがあります。

買取期間が【既存のパネルを設置した年から20年間】に伸びるが
買い取り方は【余剰買取のまま】といった、複雑なことになることも。

ご自分の場合どうなるのか? 分からない方はお気軽にご相談ください。

お気軽にご相談ください

自宅の屋根や、広いお庭の一角で全量買取による太陽光発電をされている方も多いようですが、
実はカーポートで太陽光発電を行うという方法もあるので、自宅での設置を検討している方は、
カーポートも視野に入れてみてはいかがでしょうか。

これから新たに太陽光発電を始めようという方の場合、
うまくいけば全量買取で太陽光発電を始められるかもしれません。

ただし、お伝えしてきたように既に余剰買取で売電をしている方が、
新たにカーポートへ増設する場合は必ずしもお得になるとは限りません。

また、保証の問題もありますので、突然の訪問販売などによって
「お得そうだ!」と導入しても結局意味がないということになる可能性もあります。

増設する場合は、充分に注意するようにしましょう。

もしも分からないことがあれば、日本住宅工事管理協会へお気軽にご相談ください。
親身にアドバイスさせて頂きます。

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