太陽光発電コラム

落とし穴あり!太陽光発電一括見積サイトを見抜く3つの方法

2014.05.15

一括サイト3つの方法

一括見積サイトをうまく活用しよう!

気が付かないうちにはまってしまっている、一括見積りの落とし穴

インターネットで太陽光発電の費用を調べたことがある方はお分かりになるように、web市場には一括見積サイトが非常に多く存在します。

ざっと調べるだけで50社以上の企業が(個人、産業用問わず)太陽光発電の一括見積サービスを提供しています。(当協会も一括見積サービスをご提供しています)

一括見積サイトはうまく使うことができれば情報を得る上では非常に有効な手段になります。しかし、メリットだけではなく一括見積サービスには思わぬ落とし穴があります。
落とし穴にはまってしまうと太陽光発電事業の収益に大きな差が出てしまいます。

顔が見えにくいインターネットならではの落とし穴を事前に見抜き、一括見積サイトをうまく使うことができるようになるための3つの方法をご紹介します。

20年以上の長い期間運用を行っていく太陽光発電だからこそ、納得できるまで検討してからの導入を心掛けてください。

一括見積サイトに潜む落とし穴を見抜く3つのポイント

1 一括見積サイトに存在する落とし穴を見抜こう
2 運営元を知ろう
3 施工件数・登録業者を疑おう

1 一括見積サイトに存在する落とし穴を見抜こう

その金額とプランは本当に最適なものなの?

一括見積サイトにはどのような落とし穴(トラブル)が存在するのでしょうか?
一括見積のサイトを見てみると多くのサイトで次の点をメリットとして挙げています。

一括見積サイトのメリット?

1 一度に複数社の見積が取れて、簡単に比較検討ができる点
2 安心のできる業者から見積をもらえる
3 最適な導入プランが見つかる

当協会も一括見積サイトを運営しているのでよくわかるのですがこの3点はきちんと一括見積を行っているサイトであればメリットですが、そうでないサイトであればデメリットになってしまうと考えています。

まず、皆様にご認識していただきたいのは次のことです。

正式な費用・プラン=現場調査が必ず必要

当協会の一括見積サイトでも同じですがお問い合わせフォームに記載をしていただく、内容だけでは正確な見積は決して出ません。それどころかお問い合わせフォームの内容だけではほとんど何もわからず、せいぜい土地の広さに対して過去の実績から設置できるモジュールの数を算出して、モジュール数から大まかな金額を算出できる程度です。

つまり、一括見積サイトで簡単に比較検討できるといっても、正式なプラン・費用がほとんどわからないため、多くの場合あてにならないということです。

当協会もそうですが、しっかりと見積サイトを運営しているサイトはどうしているのでしょうか?

お問い合わせには必ず詳細のヒアリングを行う!

正式なプランや見積は上記で記載したように現場調査が必ず必要です。
これは当協会もしっかりと運営しているサイトも同じだと思います。

ただし、一括見積サイトをご利用される方の多くのニーズは「とりあえず、相場を知りたい」・「現場に来てほしくない」・「営業をかけてほしくない」などがほとんどの為、現場調査をさせてほしいといっても多くの場合断られてしまいます。

そのため、少しでも正式な費用や最適なプランに近づけるために、サイト運営を行う会社は電話などで詳細状況のヒアリングをしなければいけません。

2の運営もとで詳しく説明しますが、多くの一括見積サイトの運営会社はインターネットの制作会社です、工事に関する知識がなく、市場が急激に伸びたことで参入してきたと考えられます。

すべての会社がそうであるとは言い切れませんが、一括見積サイトですぐに金額が算出できるタイプのものは金額・施工方法ともに信頼できない可能性があります。

一括見積サイトの最大の落とし穴は簡単には最適な費用と最適な施工プランは出ないということです。

2 運営元を知ろう

運営元は太陽光発電に関して知識を持っていますか?

1にも少し触れましたが一括見積サイトを判断するうえで運営元の会社を知ることは非常に重要です。

一括見積サイト運営している会社は大きく次の2つのパターンがあります。
1 HP制作やコンサルティングを行っている会社
2 自社も施工を行っていて、webの知識をしっかりと持っている会社

一括ではなく通常の見積サイトを運営している会社もあります。(自社施工会社)

気を付けた方がいいのは1の場合です。
1の場合、仕事を集めることのみが目的の場合があるためです。

一括見積サイトは本来業者と事業者(施主様)をマッチングさせるものです。
サイトを活用して見積をとり、見積を見て気に入ったところがあれば直接話を聞くなどして、最終的には施工業者と契約を行います。

表現がよくありませんが運営元はお問い合わせを集めて業者さえ紹介してしまえばあとは関係がなくなってしまう場合、運営元としては早く契約をまとめてしまいたいという心理があるのか、契約をせかされることがあるみたいです。
※すべてが上記の通りというわけではありません。

当協会に相談が来た例

一括見積サイトを使って、太陽光発電を設置した。
数年たっておそらく電気系統に不具合が発生したので施工会社に連絡を取ったところ、倒産したのか連絡を取ることができなくなってしまっていた。

一括見積サイトは残っていたので、運営元を調べて連絡したが、施工会社との間の問題なので運営会社は関係がないとのこと言われた。

メーカーにもメーカー保証の対象外の為、メーカーでは何もできないといわれた。
どうすればいいか教えてほしい。

太陽光発電は無責任な施工が多発しています、それと同じように一括見積サイトも無責任な施工会社への依頼が増えています。

いくら厳しい審査を行っていても、運営会社に審査するための知識がなければ何の意味も持ちません。

一括見積を運営しているインターネット会社すべてがダメというつもりは一切ありませんが運営会社が工事のことを理解しているかどうかを見極めるのは極めて重要です。

3 施工件数・登録業者を疑おう

安心の業者ってどうすればわかるの?

一括見積サイトでは施工件数や発電量を掲載しているところが多いです。
(利用者数○○万突破等もあります)

使用者が多く、施工件数が多く、登録業者が多い方がいいのか?

「なんじゃそりゃ」といわれるかもしれませんが、安心できる業者は実際に工事を行うまでわからない場合がほとんどです。工事の管理を行っている日本住宅工事管理協会でも、実際に工事が始まるまで施工会社の良し悪しはわからないものです。

施工業者の良し悪しで何が変わるのでしょうか?

太陽光発電事業の成功の一番の可否は、どこのメーカーのモジュールを使うか?やどの設備を使うのか?等の設備の問題ではなく、適切な工事を丁寧に行うことだと当協会では考えています。

一般的にはあまり触れられていませんが、太陽光発電事業には顕在的・潜在的含めて多くのトラブルが発見されています。
トラブル原因の多くは工事によるトラブルです。
トラブルが起こることで太陽光発電設備の寿命は短くなり、本来予想されていた発電量を確保することができなくなります。

運営元と施工会社の力関係に注目

施工件数や登録業者数は確かに重要ですが、当協会が一番重要だと考えるのは登録業者とサイト運営元との力関係です。

何か工事トラブルが出た場合、運営元は施工会社に話をしてトラブルの解消を行わせることができるのでしょうか?

当協会の場合
施工を行うのは当協会の協賛会員で太陽光発電の設置を得意な会社のみです。
人が行う工事である以上トラブルが起こる可能性があると考えていますので、当協会では工事チェックを必ず施工会社と日本住宅工事管理協会で行っています。

工事に不備などがあれば協賛会員に連絡をとり、工事のやり直しや改善を行ってもらっています。

まとめ

一括見積サイトをうまく活用するためには

① お問い合わせ後しっかりとヒアリングをしてくれるサイトを選ぼう

最適なプランや適切な費用は現場調査を行わないとわかりません。ヒアリングを起こっていないにも関わらず、費用やプランがでてくる場合、最終見積もりと大きな差が出てしまう可能性があります。

② 運営元は太陽光発電のことをしっかりと理解しているのか?

サイト運営している会社を確認しよう!太陽光発電に関しての知識がないと思われるような企業が運営をしている場合、その会社にしっかりとした知識があるかを確認してからお問い合わせを行おう!

③ 工事トラブルが起こった際に何ができるのかを確認しよう

人が行う工事の為、トラブルを100%防ぐことは難しいです。トラブルが起こった場合どのように対処を行うのかを確認しよう!

日本住宅工事管理協会は第三者の工事管理機関として、皆様の太陽光発電事業を工事からサポートさせていただきます。

太陽光発電のどのようなお悩みも承っていますのでお気軽にご連絡ください。