太陽光発電コラム

当協会でも取扱いOK!こんな防草対策、知っていましたか?

2015.10.23

日本住宅工事管理協会でも防草シートを取り扱っております

以前のこちらのコラム(→怠ると大変なことに!防草対策)で

「利益につながっている感じがしないから」と、どうしても後回しにしてしまいがちですが、防草対策は非常に大切です。

というような内容をお伝えしてから、当協会への防草対策に関するお問い合わせが増えてきました。

少しでも効率よく発電をしていただきたいと願っている当協会にとっては非常にうれしい事です。
ただ、せっかくお問い合わせを頂いても、私たちにはアドバイスをすることしかできず、歯がゆい思いをしてきました。

そこで、日本住宅工事管理協会でも防草シートの取扱いを開始しよう、ということになりました。
今回は、協会で取り扱うことになった2つの防草シートについて、しっかりとお伝えします。

まずは、防草対策の必要性についておさらいします

なぜ、防草対策は後回しにされやすいのでしょうか。

それは、モジュールやパワーコンディショナなどの発電設備のように、実際に利益を生み出すものではないためかもしれません。

ですが、せっかく設備にこだわって投資しても、発電効率が落ちてしまうと台無しになってしまいますよね。
雑草は発電効率を下げる大きな問題のひとつですですから、しっかりと手を打つことが大切です。

雑草が生えると、日光が遮られたり、虫や鳥が集まってパネル汚れが発するリスクが高まるほか、つる性の雑草が設備へ絡みついて障害を引き起こすこともあります。
また、雑草まみれの発電所になってしまうと、近隣の住民からのクレームが入る可能性も高まります。

つまり、太陽光の発電所にとって、雑草は大きな損害を生む大敵と言えるのです。

代表的な防草対策

まず、一般的な防草対策についておさらいすると、次の5つがあげられます。

●草刈
最も原始的な方法。1回ごとのコストは大きく削減できても一時的で効果なので何度も行う必要がありあまり現実的ではない。

●除草剤
除草剤を散布して雑草を枯らす方法。効果が短いので散布は定期的に行う必要がある。
近隣に農地がある場合や小さな子供などが住んでいるような地域だとクレームが起きやすい。

●防草シート
地面へ日光を遮るシート敷く方法。製品単価は品質より異なる。大幅な工事が不要で簡単に施工でき、一度敷くと長持ちするため導入している発電所が多い。
シートとシートの間に隙間があるとそこから雑草が生えてくることがある。
施工が甘かったり品質の良くないシートを採用した場合にはこういったことが起こりやすいと言われている。

●砂利
地面に砂利を敷き詰める方法。比較的ローコストで、ある程度の期間効果を発揮する。
完全に覆うことはできないため、雑草や土が入り込んでそこから雑草が生えることもある。砂利が地面に埋まる可能性もある。

●コンクリート
コンクリート・アスファルトなどで完全に舗装。効果的で長期間状態を維持することが可能。その分、施工費が高くなる。

このように現在広く知られている防草方法は、上記の5つですが、価格や現実性などのバランスから防草シートを導入する方が多いようです。
そこで、当協会ではより簡単に高い効果を上げられる防草方法はないかと探し、多くのメーカーの中から「これだ!」という商品を見つけ出しました。

効果抜群&景観良好な「人工芝」による防草

それが、人工芝による防草対策が可能な『ロンケット ネット』です。

「え?人口芝ってことは、結局雑草生えてくるんじゃないの?」
と不思議に思うところですが、このシートの特徴は「初期侵食を防止することが出来る」という点にあります。

簡単に言うと、「長い雑草が生える前に、先に短い芝生を生やしてしまおう!」ということが出来るのです。
ですから、厳密にいうとロンケットネットは防草シートではなく「盛土用人工張芝」という名称になります。

一石二鳥!ロンケットネットの仕組みや特徴

ロンケットネットは始めから芝の状態ではありません。

始めはその名の通りネットの状態で施工されるのですが、ネットには予め種子や肥料が仕込まれていています。
この種子は、ムラのない均一な発芽が可能ですので、後から背丈のまばらな雑草が生える余地がなくなります。
むしろ、背丈の揃った人工芝が生えてくれることで景観を保ったまま雑草駆除の手間を省くことができるのです。

ただし、注意していただきたいのが施工時期です。夏に施工するのはおすすめできません。
というのも、通常の防草シートとは違い芝生の種が挟まれていますから、真夏の照り付ける太陽にさらすと発芽前に種子が焼けてしまう可能性があるのです。
ですから、日本住宅工事管理協会では秋・冬・春の3シーズンに施工することを推奨しています。

ロンケットネット

雑草の種類に応じて選べる防草シート

他にも、生えやすい雑草に応じた対策が出来る英国デュボン社の防草シート3種も取扱いを決定しました。

●ザバーン240BB
突き抜け性の強い多年生雑草(地上部もしくは地中の一部が2年目以降も生き続ける雑草)などに有効なシート

●ザバーン125BB
突き抜け性の強い多年生雑草(地上部もしくは地中の一部が2年目以降も生き続ける雑草)などが優先的に生えない場所に有効なシート

●ザバーン68BB
遮光率が低めであるため、1年生雑草(毎年新しい趣旨により発芽する雑草)がメインに生えてくる場合に有効なシート

ザバーン125や68は、樹皮チップや砂利などと併用する前提の商品となっています。
防草シートの上に砂利を巻くケースは非常に多いのですが「長く併用していると、徐々に砂利が防草シートに埋まってしまう」という難点があります。
ザバーンは高い強度と弾性率を備えているため、砂利の沈下などの防止においても力を発揮してくれます。

さらに、その強さを持ちながらも薄い構造をしていているのも特徴です。目詰まりを起こしにくい抜群の透水性を兼ね備えているため、土への影響も抑えられます。

日本住宅工事管理協会でも取扱いOK!!お気軽にお問い合わせ下さい

日本住宅工事管理協会には、日々たくさんの方々からのお悩みの声が寄せられています。

ご相談に対して、せっかく最善と思われるアドバイスをさせて頂いても、アドバイスに対応できる製品がご紹介できないときは非常に心苦しい思いがするものです。
ですから「ご相談者様のお悩みを解消できる製品」「ご相談者様にすぐに取り入れてほしい製品」に関する製品があれば、その情報をしっかりと収集し、私たちにご提供できるものがあれば取扱いたいと思っております。

これは、多くのご意見やお悩みを伺える「ご相談窓口」の役割も果たしている当協会だからこそ行えるサービスです。
これからも、実用性が高く自信を持ってお勧めできる製品があればお取り扱いをしていきたいと思っていますので、ぜひ多くの声をお聞かせください。

【日本住宅工事管理協会が取り扱う防草シート】

●ロンタイ株式会社 ロンケットネット
●デュボン社 ザバーン