太陽光発電コラム

怠ると大変なことに!防草対策

2015.08.31

しっかり対策をしないと損益にもつながります

これから太陽光発電事業を始めようとお考えの方、太陽光発電事業を行っている事業主の皆様、防草対策はお済みでしょうか。防草対策の重要性は充分ご理解いただきながらも、直接利益につながるわけではなく、どちらかというと「ただの出費」とも思えてしまう防草対策。だからといって侮っていると大きな損害を生んでしまう可能性があります。

雑草問題・防草対策の意味

雑草問題は、発電効率にかかわる大きな問題です。この夏、どんどん成長する雑草とその生命力に対応を追われ、こりごりという事業主様もいるかもしれません。

特にこれから27円/kWの売電価格で始めようという方にとって、発電効率のダウンは致命的です。限られた容量・限られた売電価格で高い利益を上げるためにも、防草対策は大切なのです。

雑草が生えると、具体的に次のようなデメリットが予想されます。
●雑草に太陽光が遮られる
●雑草に鳥や虫が集まってパネルが汚れる
●雑草が設備へ絡み、障害を起こす
●景観が悪くなるなど、近隣の住民からクレームを受ける可能性がある

どんな対策をとるのが良いのでしょう

残念ながら「低価格で、効果的な防草ができ、メンテナンス不要」と三拍子そろった防草対策は今のところ難しいと言えます。では、実際にはどんなが手段あるのでしょうか。代表的なものをご紹介したいと思います。

●草刈

最も原始的な方法です。人の手によって雑草を刈り取ります。1回ごとのコストは大きく削減できますが、効果は一時的ですし、何度も状況確認を行わなければならず、夏場ともなるとその頻度は計り知れません。20年続けようと思うと少々無理を感じてしまいます。

●除草剤

除草剤を散布することで雑草を枯らします。こちらも1回のコストは抑えられますが、効果は短く、散布は定期的に行う必要があります。

さらに、近隣に農地がある場合はクレームが出ることもありますし、健康被害も心配ですので小さな子供などが住んでいるような地域ですと配慮が必要です。

●防草シート

地面へ日光を遮るシート敷きます。製品の単価は品質などにより違いがあります。大幅な工事が不要であるため簡単に施工でき、一度敷くと長持ちするのが特徴です。維持費の面では有利と言えそうです。

ただし、シートとシートの間に隙間があるとそこから雑草が生えてくることがあります。施工が甘かったり品質の良くないシートを採用した場合にはこういったことが起こりやすいと言われています。そのため、定期的なチェックは必要です。

●砂利

地面に砂利を敷き詰めます。比較的ローコストで導入できますし、ある程度の期間、効果を発揮してくれます。

ただ、完全に覆うことはできませんので、雑草や土が入り込んでそこから雑草が生えることもあります。また、砂利が地面に埋まってしまうこともあります。

●コンクリート

コンクリート・アスファルトなどで完全に舗装します。そのため、最も効果的で長期間状態を維持することが可能です。ただし、施工時にかかる費用は高くなります。

合わせ技で低コスト&効果担保

一般的には、全てのバランスが良い防草シートや砂利を採用することが多いと言われていますが、防草シートと砂利を併用するという合わせ技も有効です。

この方法では、まず防草シートを敷き、その上に砂利を敷き詰めます。そうすることで砂利が地面に埋まるのを防ぎますし、シート下でも雑草が生えることを防いでくれます。

お悩みの方はお気軽にご相談を

なるべくコストを減らしたいところではありますが、短期的な費用にばかり目が行ってしまうと後々手がかかったり、メンテナンス費用がかさんでしまう可能性もあります。ですが、初期費用を安く見せるため、ベストとは言えない提案をしてくる業者も中にはいるようです。ですから、必ずご自身でも本当に適した防草対策が取られているか、よくご確認ください。

何か不安な点がある方、現在雑草でお悩みの方は、一度当協会までお気軽にご相談ください。