太陽光発電コラム

海外のパネルメーカーでも安心な3点の理由

2015.08.21

海外メーカーのパネルも安心です!

当協会では太陽光モジュールの販売を行っているのですが設備認定を取得している人でない限り、このメーカーが欲しいと指定してくれることは稀でほとんどの方がおすすめはどれですか?と質問されます。

全てが一番良いメーカーはありませんので国内メーカーで価格重視ならコレ、海外メーカーで品質重視ならとある一定の条件のもとお勧めのメーカーをお話させて頂くのですがお話させて頂く中に海外メーカーは信用できないのでいや!と言われる方が少なからずおられます。

みなさんがどこかにお持ちになられている国内のメーカーは安心、海外メーカーはなんか不安というものが形になって表れているのだと思います。

当協会では海外メーカーをとりわけおすすめしているわけではないのですが、このコラムでは海外メーカーが安心な理由をご紹介していこうと思います。

海外メーカーが安心な3点の理由

海外メーカーは安心ですがすべてのメーカーが安心というわけではありません。
太陽光パネルメーカーは百数十社以上あると言われているので中には劣悪な商品を販売しているメーカーも確かにあり、その割合は海外メーカーの方が多いとは思います。

ただ、圧倒的にきちんとされているメーカーの方が多いですし、一般的に名前が知られているメーカーであればほとんど問題はないと言われています。

本題の海外メーカーが安心な理由について紹介していきます。

海外メーカーが安心理由 その1

作る機械は全世界で大きな差はない、重要なのは品質管理方法!
太陽光モジュールメーカーは中国が非常に多いですが中国の工場でモジュールを作る機械は基本的にヨーロッパ製です。

これは日本の会社であろうが、アメリカの会社であろうが基本的にはほとんど同じです。
そのため、作る機械に差はありません。

多くのパネルはシリコン製のパネルで機械を使いシリコンをパネルの型に張り付けていきます。
重要なのは工場の環境でゴミや塵が待っていたりするとシリコン貼り付けの際に不純物が混ざってしまい発電効率を悪くしてしまいます。

そのため、日本であろうと中国であろうと韓国であろうと工場の清潔さが太陽光パネルの品質を上げるためには欠かせないと言われています。

実際にはどうなのか?
一般的に名前が知られているパネルメーカー(中国であればトリナ・インリー等)であれば品質管理には非常に気を使っており、日本の工場と差がほとんどないと言われています。

注意が必要なのは聞いたこともないようなメーカーです。(聞いたことがあるないの判断はインターネットでメーカー名を調べてみたらわかります、取り扱いがほとんどされていないメーカーは注意です)
これらのパネルは非常に安く購入することが出来るため、あまり知識のない施工業者は安さに飛びつき販売している場合があります。

これらの工場は埃が舞い散るような劣悪な環境下でパネルを作っていることが多いです。

海外メーカーが安心理由 その2

実は国内メーカーのパネルもほとんどが海外製です。
秘密保持の関係がある為、どのメーカーも大きく打ち出しを行っていませんが、8割以上の国内メーカーが実際には海外のパネルメーカーに発注しできたものに自社ブランドのロゴを貼って納品しております。

発注先は中国・台湾・韓国など多岐にわたりますがいくつかの工場を見学した結果問題ないとして生産を依頼しています。

どの国内メーカーがどの海外メーカーに依頼をしているのかが分かれば全く同じ品物を格安で購入することが出来るようになります。

海外メーカーが安心理由 その3

材料はほとんど同じものが使用されている。
太陽光パネルの一番元の材料はレアメタルのインゴットでインゴットも国産で製造しているメーカーは当協会の知る限り存在していません。

細かかくなりますが国内メーカーは次のように分けることが出来ます。
1 インゴットを輸入して国内工場でセル製造、貼り付けを行う
2 セルを輸入して国内工場でプレートに張り付けだけする
3 パネルを海外で製造してロゴだけ変更して自社ブランドとして販売する
※太陽光パネルは簡単にいうとインゴットからセルを作り出し、セルをプレートに張り付けることで完成します

正確な割合が分かるわけではありませんが1が1割程度、2が1割程度で3が8割程度だと当協会では考えています。

このように考えるとほとんどが海外のものと全く同じ、少ない残りのメーカーもパネルの命であるセルは海外で製造している物を仕入れているということになります。

国内メーカーを選ぶ理由は何

ここまで海外メーカーが安心な理由をご紹介していますがもちろん国内メーカーの方が優れている点もあります。

一番は保証です。

場合にもよりますが海外メーカーよりも国内メーカーの保証が手厚いと言われています。
※メーカーによってはほとんど保証が付かない場合もありますので注意が必要です

その次に企業としての安心感です。
国内メーカーの多くは総合家電会社で太陽光発電事業以外にも様々な事業を行っていて事業が安定していたり、知っている安心感があります。

全く知らない中国や韓国の会社のパネルがいかに安全だったとしても会社が倒れてしまえば何かあったときにサポートを受けれなくなってしまう可能性があります。
この辺りは海外性を選ぶリスクと考えられています。

ただ、多くの方がなんとなく感じているように海外製の一番のメリットは価格です。
全く同じパネルでも海外製のものになると国内メーカーよりも1kWあたり2万円近く下がることがあります。

これはこれから太陽光発電事業を始める方にとっては非常に大きいメリットであると思います。

パネルメーカーを選ぶ際には①価格②保障③品質の3つを自分の事業計画に併せて考えることが重要ですので、海外メーカーだからと毛嫌いするのではなく検討することをお勧めします。

本コラムだけでは分かりにくいことが多数あると思いますのでご不明な点や、相談したいことがありましたら日本住宅工事管理協会にお気軽にご相談下さい。