太陽光発電コラム

太陽光発電システムにおける、メンテナンスの重要性

2015.07.28

太陽光発電システムを導入しても、何もせずにいると、パネル(モジュール)が汚れたり、日光を遮るほどの雑草が生い茂ってしまったりと、次第に発電効率が落ちてしまいます。

また、フェンスが破損するなどして、不法投棄をされたり、子供が中に入り怪我をしてしまったりといったリスクも高まります。
ですから、太陽光発電事業を行おうと思った場合、決して忘れてはならないのが「メンテナンス」なのです。

産業用太陽光発電システムに必要なメンテナンス

では、産業用の太陽光発電において必要となるメンテナンスとはいったい何でしょうか。

産業用の多くは、「野立て」と呼ばれるスタイルで、空き地などへの設置がなされているものがほとんどです。
だからこそ、家庭用とは違い「フェンスのチェック」「雑草のチェック」「隣接土地への影響有無確認」などといった定期的なチェックが必要となり、メンテナンスが発生することも多くなります。

メンテナンスには「チェックをして必要な場合に行うもの」と「寿命によって行うもの」があります。

メンテナンスが必要かどうかのチェック項目(一例)

以下の項目などをチェックし、必要に応じてメンテナンスを行います。

□モジュール(パネル)の汚れ・変形・ケーブル外れ、など
□架台の破損・脱落・さびなどの腐食、など
□ケーブルの断線・腐食、など
□集電箱の破損・配線損傷・ブレーカー作動、など
□パワーコンディショナーの異臭・作動状況、など
□フェンスの破損・さびなどの腐食、など
□盗難などの紛失状況
□雑草などの状況
□隣接土地への影響確認
など

寿命によって行うもの

太陽光発電システムは寿命(耐用年数)が長いのが特徴ではありますが、例えばパワーコンディショナーであれば10年、パネルであれば20~30年を目安に寿命が来ると想定した方が良いとされています。

ただし、メーカーによっては出力保障やシステム保障が受けられますので、実費になるケースとそうでないケースに分かれることがあります。
メーカー選定の際には補償内容などのチェックが必要です。

また、メーカーごとに保証期間が異なっている場合もありますので、ご自身が太陽光発電事業をどれくらいの期間しようと考えているかもメーカー選びの際には重要になります。

最後に

このように太陽光発電システムを導入するにあたり、メンテナンスは切っても切り離せないものであり、長い目で見た際に、修理・交換のコストがかかることを理解しておく必要がありそうです。
工事費の安さだけに注目するのでなく、設備の耐用年数やメンテナンス費用に対してもしっかり確認したうえで業者の選定を行うようにしてください。