太陽光発電コラム

今年度は風力発電元年か?注目集まる小型風力発電!

2015.06.19

風力発電

小型風力発電本格化!各メーカーが続々参入決定!

太陽光発電の売電価格が見直され、今年度(平成27年度)は6月末をもって事業者の利益を優遇し当初40円だった売電価格も27円まで下がってしまいました。

まだまだ、大きな利益を残すことは出来るにもかかわらず、市場が急速に小さくなっていると多くの太陽光発電にかかわる会社が口にしています。
もともとの売電価格が高すぎたためまだ利益が出るとしても新しく始める事業者からすると、心のどこかで“損”と考えているかも知れません。

そんな中、再生可能エネルギーで注目を浴びているのが小型風力発電です。
今まで高い設置価格、見えない売電収入などからあまり取り上げられていなかった風力発電ですが今年は少し様子が変わってきています。

今までよりも安い価格で設置ができ、市場データがそろってきたことから収支が計算しやすくなり、参入障壁が大きく下がってきています。

今回のコラムでは注目が集まってきている風力発電の魅力をたっぷりお伝えしたいと思います。

風力発電の魅力とは

風力発電の一番の魅力は高い売電価格です。
なんと風力発電の売電価格は55円+税です。
あれだけ高いといわれていた初期の太陽光発電の売電価格が40円+税であることを考えると、この金額がどれだけ高いのかはわかってもらえると思います。

ただし、風力発電は20kW未満と20kW以上で大きく価格が変わりますので、検討される方は注意が必要です。
55円の売電価格が適用されるのは20kW未満の小型風力発電といわれるものだけです。
20kW以上の風力発電所になると売電価格は22円+税になり、大きく下がりますので検討をされる場合は注意が必要です。

風力発電の魅力は売電価格だけではありません!
太陽光発電は太陽が出ている限り発電しますが、ご存知のように夜や朝方、曇りや雨の時は発電量が大きく低下してしまいます。

風力発電は風が吹いている限り発電をします、それは夜も朝方も、曇りも雨も関係なく発電を行ってくれます。
その結果、太陽光発電所よりも少ない容量で多くの発電を行うことができます。

しかも、太陽光発電所と違い大きな土地は必要ありません。
50kW程度の太陽光発電所と同じ電力を発電しようとすると、40坪程度の土地で発電をすることが可能になります。

つまり!狭い場所・少ない容量で多くの発電をしてくれ、しかもその電気を太陽光発電よりも高い価格で買取してくれるのが風力発電なのです!

今までの風力発電の問題点

平成26年度に小型風力発電事業が開始された件数は実はたったの5件でした。
これだけのメリットがあるにもかかわらず、風力発電が発達しなかった大きな原因はどこにあるのでしょうか?

明確に問題が定義されているわけではないのですが、当協会では次のように考えています。

① 風力発電は場所を選ぶ
② 駆動部分があるためメンテナンスが重要
③ 価格が高すぎる
④ 適切な商品がない

①風力発電は場所を選ぶ

風力発電所は太陽光発電所以上に設置場所を選びます。
風力発電は風車を回して発電を行うものなので、当たり前の話ですが風が強く吹き続けてくれる必要があります。

太陽光よりも地域によって風速は違い、風力発電所に向いている土地は限られてしまいます。
また、たとえ風速に優れている場所だったとしても、近くに民家などがある場合はあまりオススメすることが出来ません。

それは音の問題です。
太陽個発電システムは太陽光を受けてパネルが発電を行うので音は起こりませんが、風力発電所は風車を回しますので風切り音がします。

風車の種類にもよりますが比較的大きな音がするタイプのものもあるため、とあるメーカーは風力発電所の周囲150m圏内に民家がないことを推奨しています。

このように風力発電所は太陽光発電所よりも設置場所を選んでしまいます。
太陽光発電所のように、影さえなければ設置できるものではないので注意が必要になります。

② 駆動部分があるためメンテナンスが重要

太陽光発電システムはメンテナンスがあまり必要でないため、設置すればあとはある程度放置していても勝手に発電を行ってくれます。

風力発電はメンテナンスいらずとはとても言い切れません。
それは、駆動部分があるためどうしても劣化が起こりやすいからです。

設置費用が高額になりやすいだけでなく、さらにメンテナンス費用が高いため導入に踏み切れなかった方が多くおられます。

また、ニュースなどで定期的に風力発電所の事故が取り上げられているのも一般の方が導入を留まってしまう潜在的な問題かも知れません。

③ 価格が高すぎる

2015年に入り、太陽光発電システムは1kW25万円程度で設置が出来るくらい価格が下がってきました。

風力発電はまだ具体的な金額が明確にはされていませんが、いくつかのメーカーと話をしていると大体1kWあたりの単価は140万~200万位と、太陽光発電システムの5~8倍くらいの価格設定になっているみたいです。

太陽光発電システムがここまで広まった中でこの価格を聞くと飛んでもなく高い価格のように感じてしまいます。

④ 適切な商品がない

風力発電システムの商品は実は非常に少なく、全て海外製品です。
しかも、FITで定められている20kW以下の小型風力発電所の設置を行おうとすると本当に限られた商品郡の中から選択するしかなく、その商品郡にも一般の方が投資として考えたときに納得が出来るような商品がほとんどないような状態でした。

小型風力で検討される商品は通常3kW~6kW程度のもので複数設置を行い20kW未満にすることが考えられていたのですが、設置本数文の架台(ポール)を設置する必要があり、コストが高くなってしまう傾向がありました。

これらの問題点から風力発電が本格的に広がっていくことはなく、太陽光発電所に比べると圧倒的に市場への浸透が遅かったといえます。

今年は風力発電元年になるかも!!

これらの問題点が全てクリアされたわけではありませんが、多くの問題が解決され風力発電システムの設置が広がる兆しが見えています。

商品ラインナップはまだまだ少ないのですが、投資として十分な元を取ることが出来る可能性が極めて高い商品が日本に入ってきています。

現在、当協会では見極めを行っているところですので近いうちに皆様にご紹介をすることが出来ると思います。

このコラムではあくまで収益イメージをご紹介できればと思います。

想定表面利回り:10%程度
※年間平均風速6m/秒で考えています
回収期間:10年程度
初期投資:1,500万程度
メンテナンス費用:0円
※初期費用に全て含まれています
必要な土地:40坪程度
※周囲150m以内に民家や風をさえぎるものがないのが条件
定格出力:10.4kW
最高出力:12.1kW
年間発電量:約25,979kWh
※年間平均風速6m/秒で考えています

風速が強いところは発電量が増えるので利回り、発電量は増えますので条件次第では太陽光発電よりも高い利回りが期待できます。

現在、会員企業が実際に設置を行うための技術や情報取得を行っております。ご興味がある方は紹介させていただきますので、お気軽にご相談下さい。

また、風力発電に使えるのではないかな?と思われる土地をお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談下さい。
現地調査を行い風速計算しどれくらいの収益が見込めるか計算することも出来ます。

日本住宅工事管理協会では風力発電をご検討されている皆様のサポートを行ってまいりますのでお困りの方はお気軽にご相談下さい。