太陽光発電コラム

最新!EPC業者選定チェックポイント|改正FIT&抑制対応の業者を選ぼう

2017.11.13

EPCだからこそ慎重になりたい!業者選定の最新チェックポイント

EPCに関するお問い合わせが急増しています。

改正FIT法や出力抑制への対策など、最近はプランニングの時点で気にかけるべきことが増えたため「熟練した業者に一括でお任せしたい!」という方が増えたことが要因だと考えられます。

とはいえ、手軽に始められるEPCだからこそ、業者選びは慎重になりたいものです。
しかし「業者選びは重要!」という概念はかなり浸透してきているものの、実際何をポイントに業者を選べば良いのか分からずなかなか太陽光発電を始められない方も多いようです。

そこで今回は…

●EPCとはなにか(おさらい)
●最新の業者選定チェックポイント

といった話題を中心にお届けしたいと思います。

EPCとは?太陽光が初めてでも忙しい方でも安心の発注スタイル

EPCとは、申請から設置まで、業者に一括でお任せするスタイルです。
太陽光発電は初めてだという方や、ややこしい手続きは苦手という方、忙しくて導入に手間はかけられないという方に大変人気です。

EPCのメリットは、手軽に始められるという点だけではありません。
全ての工程を連携して行えるため、作業に抜けや漏れが生じにくいというのもEPCの大きな特徴です。

 

要チェック!最新の業者選定チェックポイント

しかしその反面、良い業者を選ばなければ隠蔽されてしまうという恐れがあります。
また、改正FITに詳しくない業者を選んでしまうと、後々面倒なことになる可能性もあります。

つまり、EPCで太陽光発電を始める場合、最初に重要になるのは『業者選定』なのです。

では、どんな業者にEPCの依頼をすれば失敗なく安心して始めることができるのか、以下に業者選びのポイントをご紹介します

■改正FIT法について詳しい
■地盤調査・測量をしてくれる
■送配電事業者への申請や対応について把握している
■条例や法令を把握している、もしくは確認してくれる
■効率的なモジュールの配置やレイアウト図の作成、単線結線図の作成を行ってくれる
■発電シミュレーションをしっかりと出してくれて、発電量の相談にものって貰える
■設置した工事に対して施工保証がついている
■メンテナンスを請け負ってもらえる
■事業内容・許可資格を確認する
■メリットだけではなく、デメリットの説明もしてくれる

改正FIT法について詳しい

2017年4月よりFIT法が改正されています。
改正FIT法により、柵塀(フェンス)や標識など、必須となる部材が増えているほか、申請手続き上でも変更点があるなど、気をつけたいことが多々あります。

必要システムの内容、手続きの流れが変わったことで運用も複雑になりました。
施工業者が「これまでと同じ要領の手続きだ」と思っていると必ず支障が出てきてしまいます。

改正FIT法についての知識が十分あり、しっかり説明できる業者を選ぶ必要があります。

地盤調査・測量をしてくれる

軟弱地盤に弱い基礎を設置してしまうと、地震や突風などの際に破損してしまう可能性があり大変危険です。

安価な基礎をEPCの設備一式に組み込むことでセット価格を抑えることは可能ですが、土地に合っていない基礎では意味がありません。
長い目で見れば損益が出てしまう可能性もあります。

しっかりと事前に地盤の調査をして、土地に適した提案を行ってくれる業者を選ぶようにしましょう。
場合によっては「この土地で太陽光発電を行うのは危険ですよ」とはっきり言ってくれる業者の方が安心です。

送配電事業者への申請や対応について把握している

送配電事業者(北海道電力、東北電力、東京電力パワーグリッド、中部電力、北陸電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力の10社) はそれぞれの基準で事前検討を行います。

そのため、それぞれの送配電事業者に対して申請・手続きに関する知識を有している業者へ依頼するようにしましょう。

条例や法令を把握している、もしくは確認してくれる

近隣住民への配慮や景観条例など、自治体によっては太陽光設置に対して何らかの規制や制限、申請が必要なケースもあります。

EPCで発注する事業主は「忙しい方」「知識がない方」がほとんどです。
だからこそ、これらについて業者側が既に把握している、もしくは自治体に確認してくれるかどうかというのは大きなポイントとなるでしょう。

効率的なモジュールの配置やレイアウト図の作成、単線結線図の作成を行ってくれる

効率的なモジュール配置を考え、無駄のない割付図・レイアウト・単線結線図の作成を行ってくれる業者を選ぶようにしましょう。
販売のみを行っていて、施工は行っていない営業会社などの場合、そもそも作成をしてくれないケースがありますので事前に作成可能か確認する方が良いでしょう。

発電シミュレーションをしっかりと出してくれて、発電量の相談にものって貰える

過積載の場合、メーカー指定の『過積載用シミュレーション』数値を使う必要があります。
『過積載用のシミュレーション』とは、ピークカット分を考慮したシミュレーションの事を指します。

日照時間の少ない朝・夕の発電量を担保するためにパネル容量を増やしている過積載の場合、日中は売電せずに捨てる電力も発生します。
これをピークカットと呼びますが、ピークカット分を考慮したシミュレーションでなければ過積載のシミュレーションとはいえず、メーカーの保証が付かなくなってしまう可能性があります。

あたかもたくさん発電できるかのようなシミュレーション結果を出してくる業者や、そもそも発電シミュレーションをきちんと行ってくれないような業者には注意が必要です。

設置した工事に対して施工保証がついている

施工保証が付いている業者を選ぶと、最長20年間の固定買取制度期間中ずっと保証してくれるため安心です。

メンテナンスを請け負ってもらえる

メンテナンスは、施工を依頼した業者に請け負ってもらう方が安心です。
というのも、施工業者と別のメンテナンス会社を付けると、修繕工事等の際に施工保証対象外になってしまう可能性があるためです。

事業内容・許可資格を確認する

営業のみを行っている会社は各種許可・資格を持っていない場合があります。
国土交通大臣許可(電気・建築関係)、第2種電気工事士などの許可・資格が必須となるため必ず確認を取っておきましょう。

メリットだけではなく、デメリットの説明もしてくれる

EPCは、事業主本人が仕入れや工事手配を行う必要のある部材発注よりも手軽ですが、その分、部材発注よりも割高になる場合があります。

メリットばかりではなく、そういったデメリットの面もしっかりと事前に説明してくれる業者を選ぶようにしましょう。
ですが、メリット面も大きく「デメリットにも勝るメリットがある!」と事業主が判断できればEPCで発注すればよいのです。

事業主がメリットもデメリットもしっかりと把握して、「自分で発注方法を選ぶ」ことができるよう、しっかりと事前に説明をしてくれる業者は信頼できるといえるでしょう。

 

EPCだからこそ、信頼できる業者に依頼を!

申請から施工まで、業者に一任する面が大きいEPC。
だからこそ、業者選びは慎重にならなければいけません。

JCMAでも、EPCの取り扱いを行っております。
第三者機関である当協会だからこそ、「失敗したくない」「安心できる業者にお任せしたい」という皆様の思いにお応えできる充実のプランをご用意しております。

次回のコラムでは、当協会のEPCや内容、そのこだわりについてご紹介したいと思いますので、ぜひご覧になってください。