太陽光発電コラム

太陽光発電所のメンテナンスについて考える

2014.11.17

メンテナンスの重要性

メンテナンスの必要性が考えられている産業用太陽光発電所

太陽光発電はメンテナンスフリーということを信じて疑わない方が少なくありません。
当協会に相談の連絡をいただく方の中にはあらかじめ事業に対するメンテナンス費用を待っとく計算に入れていない方がおられます。
厳密なところでお話しをすれば低圧案件(50kW以下の発電所)にはメンテナンスの義務はありません。

義務がないから行わなくてもいいかというと当然そういうわけではありません。
結論からお伝えしますと太陽光発電所のメンテナンスは当たり前の話ですがやらないよりはやったほうが良いです。

このページでは下記のことについてご説明していきます。

太陽光発電所のメンテナンスについて
メンテナンスを行うことで何が変わるのか?

太陽光発電所のメンテナンスについて

太陽光発電所のメンテナンス方法は実は明確に定められておらず、年2回程度の点検となっています。太陽光発電所の普及に伴って多くの発電所のメンテナンス会社ができましたが、サービス内容は統一されておらず、当協会にメンテナンスの質問をいただいた場合、明確なメンテナンスが方法はまだ確立していないことをご説明させていただいております。

法的に決まっているのは50kW以上の発電所には電気主任技術者が必要ということです。(特別高圧以外は外部委託が可能)

メンテナンスに関しては冒頭にも記載させていただいたようにメンテナンスは行わないよりは行ったほうがいいのは間違いありません。

ではいったいどのようなメンテナンス方法があるのでしょうか?
下記は様々なメーカーが行っているメンテナンス方法です

メンテナンスの種類
① 年次点検
② 一般点検
③ アレイ掃除
④ 草刈
⑤ 保安管理
⑥ パネル測定
⑦ 発電所常時監視(遠隔監視)

現状は清掃などのメンテナンスは数が少なく、点検に対して力を入れている業者が多いです。
太陽光発電所にとってのメンテナンスはモジュールについたほこりを取り除き発電効率をよくするというよりも壊れているパネル・発電効率の悪いパネルを見つける役割のほうが高いといえそうです。

具体的な発電所の点検方法
目視点検
IV特性測定
サーモグラフ検査
モジュール絶縁試験

メンテナンスを行うことで何が変わるのか?

太陽光発電所のメンテナンスは点検といった意味合いのほうが強いです。
そのためメンテナンスを行うことで変わるというよりは発電所の現状を把握して、非効率になっているところを改善することで適正な発電所を維持するということになります。

とはいっても業者によってはアレイの清掃などを行っているところや草刈を行っているところはあります。
清掃などのメンテナンスを希望される場合、業者選定をしっかりと行う必要があります。

太陽光発電事業は急速に広がったため、今後どのようなトラブルが発生するかはまだまだわからないところが多いです。
多くのメンテナンス会社と話しをしていると、メンテナンスを行う理由は起こる可能性があるトラブルをいち早く把握することで発電量の低下を防ぎ安定した収益を確保することだそうです。

決められたメンテナンス方法は特にありませんがこのようなメンテナンスを活用することで発電事業の安定を図ることができるのだと思います。

太陽光発電所のメンテナンスは現在発展中で今後様々な事業が出てくる中でどんどん形を変えていくと思います。

安定的に収益を得るためにもメンテナンスは有効な手段といえますので発電所に不安をお持ちの方はご検討されてはいかがでしょうか?

日本住宅工事管理協会では太陽光発電所のあらゆるご相談を受けております。
お困りごとがありましたらどのようなことでもお気軽にご相談ください。