太陽光発電コラム

各電力会社の再エネ買い取り中断に向けて動き出す?

2014.09.29

各電力会社の再生エネに対する動きについて

九州電力が再生可能エネルギーの新規受付を中断したのはまだ記憶に新しいことです。
発表自体は2014年9月24日でしたが、実は当協会や一部の業者の間では9月上旬くらいから噂として耳には入っていました。そのためこの発表を始めて聞いたときも「とうとう来てしまったか」といったような感じでした。

しかし、9月26日に日本経済新聞に発表された「四国電も再生エネの新規受け入れ中断検討」はまさに寝耳に水といった感じでした。この件は何の予告もなく出てきた話のため、今後どうなるのかがまったくわからない状態です。

九州電力の対応に我も続けと各電力会社がいっせいに新規受け入れを中断する可能性も否定できない状態になってきました。

太陽光発電事業を考えられている方で同様のお悩みをお持ちの方も多いと思います。2016年9月29日現在でわかっている各電力会社の対応についてわかる範囲になりますがまとめてみました。

ただし、今回の四国電力の件もありますのでいつ手の平を変えて中断をするかはわかりません。太陽光発電事業をご検討されている方は最終決断を行う前に電力会社への接続検討を取り急ぎ行うことをお勧めします。

各電力会社の再生エネ新規受け入れ中断に関する動き

中断を正式発表している電力会社
九州電力
詳細の説明に関しては2014年10月3日に接続申し込み回答保留に関する説明会を行う予定です

部分的に中断を行っている電力会社
北海道電力
沖縄電力

中断の可能性が考えられる電力会社
四国電力
東北電力
四国電力は2014年9月29日現在、「対応策の検討を行っているところであり近々、公表させていただきたい」とHP上で発表しております。
東北電力に関しては河北新報で「東北電、再生エネ受け入れ中断検討」の記事があがっており、東北電力は発表を控えています。

今のところ話があがってきていない電力会社
東京電力
北陸電力
関西電力
中部電力
中国電力
※2014年9月29日何かしらの形で確認が取れたもののみ掲載
 ※9月30日に東北電力・四国電力が新規回答の保留を発表しました

今、太陽光発電事業を検討している方へ

九州電力が中断した動きを見て、四国電力や東北電力が呼応したように、他の電力会社もこの動きに同調しないとは言い切れません。このような可能性がある中でこれからや今、太陽光発電事業を検討している事業者は何をするべきなのでしょうか?

それは、いつでも太陽光発電事業を始める準備をしていくことです。

そもそも、再生エネの新規受付の中断とはいったい何を指すのでしょうか?
太陽光発電事業を始めるためにはいくつかの手順が必要です。
電力会社の新規受付はその手順のひとつです。

太陽光発電事業を始めるための手順
① 設備認定(経済産業省への申請)
② 接続検討(電力会社への申請)
③ 設備の施工
④ 系統連結
※高圧の場合設備認定の前に事前相談が必要です

新規受付を中断したのは②の接続検討の部分です。
接続検討とはいったい何をするのか?
基本は高圧案件の接続検討があったときに設置可能な発電所の容量を決め、系統連結にかかる費用を算出するためのものです。
※低圧の場合は申請容量がそのまま適応されることがほとんどです

要は1Mの発電所の設置がしたいと申請しても電力会社が検討した結果、500kWまでの発電所しか設置できない可能性があるということです。

この接続検討が終われば後は発電所の設置を行い、発電所の設置が完了したら系統連結を待つだけです。

費用がかかるのは低圧案件では3番からとなります。
※高圧案件は②の申し込みの際に216,000が必要になります
そのため、結論からいきますと、まだ太陽光発電事業を行うかどうかは本決まりではないが、検討しているという方は②までの申請を完了させておけばいざ、各電力会社が新規受付を中断したとしても申請は終わっているため太陽光発電の設置を行うことが出来ます。
※設備認定が取り消される可能性があるため長期間検討することは出来ません

各電力会社が新規の受付を中断する可能性がある以上、事業を検討している方は進めるところまでは進んでおく必要があります。

日本住宅工事管理協会はあくまで第三者機関として太陽光発電事業者様のサポートをする期間です。
相談や業者の選定などのお手伝いをさせていただく中で出来るだけ新しい情報を習得しています。
どうやって進めるのが一番よいかなどをご相談いただけましたら、出来る限り事業者様のお役に立てるようにいたしますのでどうぞ、お気軽にご相談ください。