太陽光発電コラム

太陽光発電工事の発注は地元企業に依頼するのがベストなのかを考える

2014.08.11

太陽光発電は地元の業者に頼むのが本当に一番よい方法なのか?

「○○県で太陽光発電所の計画を行っています、どこか信頼できる会社を紹介してください」このような相談をよくいただきます。
地域を聞いてその地域で提案をしている会社をご紹介するのは簡単ですが、当協会は事業者様の事業ニーズに一番あった業者をご紹介させていただいているため、○○県でしたらA社というような紹介はしていません、お話を聞いて国内メーカーのS社がよいと感じればS社の提案が得意なB社を紹介いたしますし。仕入れ価格の問題で多少離れていても、収益で考えた場合他府県の会社を使ったほうが仕入れコストなどの面からよい場合、遠方の会社でもご紹介させていただいております。

遠方の会社をご紹介させていただくと、多くの方はトラブルがあったときに困るため、できれば地元の業者を紹介してほしいといわれます。
結論からお伝えいたしますと、設置工事と電気工事はよほどの理由がない限り、地元の業者を使うようにしております。
遠方の業者をご紹介させていただく場合はあくまで設計と仕入れだけです。
20年間の運用を考えた場合、メンテナンスやトラブル対応はフットワークが軽い地元の業者を使い(特に電気工事が地元業者であることが重要)、設計や仕入れは実績が多い会社に依頼するとコストの面や発電量に差が出てきます。(特にコスト面で大きな差が出る場合が多いです)
上手に分離発注を行うことで事業としての収益を大きくすることができます。
多くの方が誤解しがちなのが、「地元で工事を行うのが一番安くできる」ということです。
残念ながら、必ずしもそうではないというのが事実です。

分離発注にて設計、仕入れだけをほかの会社に依頼する場合のメリット

仕入れ価格は施工件数や実績が多い会社のほうが安くなります。
設計に関してもあらゆる事例があるため、より最適な方法で設計を行うことが可能になります。

分離発注のデメリット

一番のデメリットは主に営業です。
太陽光発電は高額な買い物です、そのため営業担当者と何度も打ち合わせをすることが重要です。遠方になってしまうと、直接会える機会が少なくなってしまいます。
今後20年間運用をし続ける太陽光発電所ですから、パートナー選びは非常に重要です、そのためには時間をかけてその会社を見ないといけないのですが、会う機会が減ってしまうと見極めが難しくなります。

設置工事・電気工事を地元の業者に選ばないといけない理由

FIT(固定価格買取制度)が始まって2年ですが太陽光発電は様々なトラブルが起こっています。そのため地元の業者に工事を依頼する一番の理由はトラブルが起こったときの対応です。
お話をしていても、多くの方がこの点に対して不安を感じられています。
地元の業者だから全体に安心かといわれると、必ずしもそうではありません。
「倒産」「技術・知識不足」などは十分に考えられる要因ですが、この点に関しては業者選定をしっかりと行えば回避が可能といえます。

結局はどうするのが事業としては一番いいのか?

一概には言えませんが、初期費用を落として、しっかりとしたサポートを受けたいのであれば、設計としいれは安く実績がしっかりとある会社に任せて、工事のみ地元の業者に依頼することでしょう。
2014年4月から売電価格が32円+税となり、低圧分割も禁止になりました。そのため昨年、一昨年に比べると事業としての収益は下がっています、このような中で収益を高めるためには初期費用をできるだけ抑えるために仕入れコストが安く、低圧で行う場合、50kWの中でできるだけ発電量を増やすための設計が必要になります。(実績・経験)

遠方の会社を積極的に活用していきましょう、ということが伝えたいのではなく、地元の業者がまず、上記のようなことができるのかどうかを確かめ、対応が難しい場合、遠方の会社を検討するようにするのが一番であると思います。

日本住宅工事管理協会のご紹介

日本住宅工事管理協会は全国の協賛会員のネットワークを活用して、事業者様の要望に一番あった業者をご紹介させていただきます。
仕入れ・設計会社と工事会社を切り分けたほうがよい場合も対応させていただきます。

あくまで当協会は第三者機関のため、客観的な立場で事業者様のサポートをさせていただきます。ぜひ、お気軽にご相談ください。