太陽光発電コラム

産業用太陽光パネルと家庭用パネルの違い

2014.07.15

パネルの違い

家庭用パネルと産業用パネルでは一体何が違うの?

多くの方が家庭用パネルは屋根に設置するタイプ・産業用が地面に設置するタイプという程度でしか認識を持っていませんでした。
また、販売を行う業者も通常は説明をしてくれません。
各メーカーが出しお手いる産業用と家庭用のパネルには大きな違いがあります。

大きな違いは下記の通りです。
1 発電量
2 保証内容
3 費用

発電量について

多くの方が誤解されているのですが
産業用より家庭用のパネルのほうが発電効率は良いです。
理由は簡単で屋根のように狭いスペースに出来るだけ多くのパネルの設置を行わなくてはいけないため、小さくてもたくさん発電できるように設計されています。

それに対して産業用パネルは設置面積が広いことがほとんどですので、家庭用に比べて発電量は少なくなっています。

保証内容について

保証内容は各メーカーごとに大きく異なりますので一概には言えませんがほとんどの場合、産業用パネルより家庭用パネルのほうが保証は充実しております。

国内メーカーで見てみると次のような特徴があります
※保証の制度は様々な内容があるのであくまで参考としてください。

家庭用の保証例
パネル出力保証:25年
システム保証:15年

産業用の保証例
パネル出力保証:25年
パワコン保証:1年

パネル出力保証は公称発電量の○○%間では発電量を保証するという内容のもので国内メーカーであろうと海外メーカーであろうと、家庭用であろうと産業用であろうとほぼ全てのメーカーについている保証です。
メーカーによって%の差はありますが大きな違いはほとんどありません。

家庭用と産業用の保証で顕著に異なるのがシステム保証です。
システム保証とは太陽光発電所のシステム全てに対して保証をかけることが出来ます。
国内メーカーでも一部のメーカーは産業用のパネルに対してシステム保証を掛けていますがほとんどのメーカーは上記のようにパワコンに対して1年の保証を儲けているのみです。

外部の保険会社の保険を活用することでシステムなどに保険をかけることは可能ですが、メーカー保証に比べると非常に効果になってしまい、収益性能を高めたい事業者にとってはあまり良い内容とはなっていません。

費用について

皆さんが一番気にされる費用についてですが今まで見てきたように、家庭用は産業用に比べて発電効率がよく、保証内容も優れています。当然費用も産業用に比べると高価となっています。

一概には言えませんが1kWあたり10~20万くらい高くなっていると思います。

産業用と家庭用をどうやって選ぶのか?

前述したように野立てに設置する場合は産業用を使うことがほとんどなので迷うことはありませんが問題は屋根に設置を行う場合です。

発電量だけで考えると家庭用のパネルを使ったほうが大きな発電を行うことが出来ます、しかし、収益の面で考えると初期費用に大きな費用がかかってしまうため初期費用の回収までに大きな時間がかかってしまいます。

一般的にですが家庭用の場合初期費用の回収にかかるのが約12年、産業用の場合は約8年といわれていますので産業用として収益を期待する場合しっかりとシミュレーションをとり、吟味を行う必要があります。

ご提案を受けているパネルが産業用なのか家庭用なのかは調べればすぐにわかります。
20年間の期間と大きな初期費用を掛けて設置を行う太陽光発電ですので納得がいくまで調べてご検討することが重要です。

日本住宅工事管理協会は第三者機関として皆様の発電事業の収益性が最大になり、安心して運用を行うことが出来るようにご提案やサポートをさせて頂いております。

太陽光発電に関してご不明な点がありましたらお気軽にご相談ください。